釣果
富士山

NO,005

■ 湾口の甘鯛 2017晩秋


 11月25日 午前 7時30分出船 午後 2時30分沖上がり


秋がやって来た。甘鯛の季節である。
週末は甘鯛船が混雑するので、祝日と週末の間の金曜日に休暇を
取り甘鯛釣りに行こうとしたのだか、生憎金曜日は船宿の定休日
であった。なので仕方が無く、土曜日に甘鯛釣りへと行くべく、
いつものように京浜急行に乗って久里浜に向かう。京急川崎駅は、
釣人は居なかったのだが、やって来た電車の乗客の1/4は釣り
道具を持っている。流石、京浜急行である。

さて、久里浜に着き、船の座を取るべく船に向かうと、ほぼ
八割方は席が埋まっている。甘鯛釣りの船も二艘出ているのだが、
いつもお世話になるイケメン船長の船は既に満席である。なので、
仕方が無くもう一艘の甘鯛船に席を取る。
両隣の釣人にご挨拶をして、釣りの準備をする。お二人とも感じ
の良い話好きの方のようで、いつもの船長の釣り船では無いが、
なかなか楽しそうな釣りに成りそうである。

で、船は晴天で波ひとつ無い穏やかな東京湾を進む。
暫く走って三浦海岸沖、水深60メートル、釣り開始である。

仕掛けを投入する事暫し、首を振る魚信を竿先に感じながら
上がって来たのは、30センチはあるホウボウ。これはこれで、
結構な下道である。

が、その先が続きません。
と、右隣の方に40センチはある甘鯛が釣れる。そしてまた
暫くしてまた甘鯛。さらにまたまた甘鯛。
UKIには甘鯛のあの字もありません。

先に一匹釣られたのならこれは運と仕方が無いが、三匹も釣ら
れると、これは単なる運では片付けられない内容である。

UKIには時々トラギスが釣れる程度、そのうちに強い引きが
有りこれは甘鯛か?と思われたが、これも首を振る魚信である。
で、上がってきたのは連呼鯛。正月の塩焼き用にでもしますか?


結果的に、船の左弦の真ん中に陣取ったのだが、左弦の釣人
8人中甘鯛を釣った人は5名、勿論、UKIは釣れない方である。

さらに、履いていた長靴が裂けてそこから海水が入ってくるは、
釣竿が抜けずにガイドを押さえて抜こうとしたら、抜けずガイド
を壊してしまうはと、余計な事が増えてしまった。
まあ、時として、こんな事もあるでしょう。

晴天に恵まれ風も無い暖かな晩秋なれど、甘鯛に顔は見えず。
でした。
とはいえ、折角なので帰りは久里浜の銭湯でゆっくりとお湯に
浸かり、体を癒したUKIでありました。


本日の釣果:
ホウボウ1匹、連呼鯛1匹、トラギス7匹、カナガシラ1匹 







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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。