仕掛け
船
洞窟

NO,004

■ 松崎 青物釣り 2019年10月


 10月 6日 午前5時出船 午前12時沖上がり

さて、棚田の稲刈りの翌日、松崎から釣り船に乗り沖釣りである。
いつもお世話になる釣り船に、午前5時の集合時間に間に合うよう
に伺う。このところ、ワラサやブリやカンパチが釣れているようで、
本日の釣り客は6名、今までにない人数である。

今日は天候にも恵まれ、穏やかな海を進み、松崎沖で鯵を釣る。
この釣り、太いサビキで鯵を釣って、その仕掛けを落として青物を
釣るのだか、魚信があるものの針に魚がなかなか掛かってくれない。
釣り竿が大物用の硬い竿なので、そのせいかと船長に聞くが、そう
ではないとの事。
此処で鯵が全く釣れずに、雲見沖に着く。

雲見沖では、サビキ仕掛けにイサキが釣れる。
船長、小さいイサキも、青物の泳がせ釣りの餌には良いと言うが、
釣れたイサキは結構形の良いイサキである。

此処で、何となくUKIは気が付いた事があった。
それは、先程、鯵が釣れなかったのは、サビキの針が大きすぎるの
ではないかと・・・
そんな事を考えていると、青物用の太めの糸を付けた電動リールが
突然動かなくなってしまう。
何だか今日は、変なものに嵌ってしまったのかもしれない。

で、予備の糸が細く大物が釣れたら心配な電動リールに交換し、
サビキを平目の落とし込み用の喰わせサビキに仕掛けを交換する。
船も泳がし釣り用に、再度、鯵を確保する為にポイントを変えて、
鯵がいるポイント迄移動する。

と、鯵が釣れてきた。
とはいえ、釣れるのは一回に一匹だけ。
それも、二回に一回は上げる時にバラしてしまう。
で、さらに考えるに、まだサビキの針が大きいのではと思い当たる。

昨年の秋は台風で中止となったので、この秋の沖釣り、久しぶり
である。
喰わせサビキという頭から、小鯵を釣るもっと小さなサビキを用意
するのをすっかり忘れてしまっていた。
もう少し小さな針のサビキがあれば、泳がし釣り用の小さな鯵を、
釣る事が出来た筈である。この事に思い至る迄に、数時間を要して
しまう。が、UKIに残されているものは、沖上がり迄の2時間と
泳がせ釣りの餌の小鯵3匹だけであった。

で、壊れて手巻きしか出来ない太い糸が付いた電動リールと、
短いながらも良く曲る竿を泳がせ用に、また平目用の決して小さく
は無い針の仕掛けを付けて、臨機応変に対応する事とする。

とはうものの、廻りはしっかり小鯵を釣り、泳がせ釣りの餌を
手に入れて泳がせ釣りに没頭している釣り人だらけ。鯵が少ないの
はUKIだけである。そんな廻りの釣り人の釣り竿は、大きく曲る
事となるが、UKIの竿は大きく曲がってはくれない。
どうやら今日はジョーカーを引いてしまったようである。
自分で釣れた小鯵も底を付き、見兼ねた船長が呉れた小鯵2匹も、
底を付き、沖上がりとなった。

鑑みるに、小鯵だけを釣る小さい針のサビキを、準備するのを
怠ったのが、最大の失敗と思わえる。


次回は忘れないで準備するように・・・
因みに、船中、青物に出会えなかったのはUKIだけである。
残念。

本日の釣果:
イサキ 5匹 鯵 3匹











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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。