港
船
甘鯛

NO,005

■ 湾口の甘鯛 2019秋


 11月12日 午前7時半出船 午後2時半沖上がり

毎年恒例の秋の甘鯛釣りである。
この春の甘鯛釣りでは、甘鯛の顔を拝む事が出来なかった。
今回は、是非ともその顔を拝みたいのだが、どうなる事やら・・・

何時もように、京急久里浜駅に到着し、何時も船宿の船の席を
取る。
左舷の中程に釣り座を取りたかったのだが、また、前回と同じよう
に左舷のミヨシの釣り座となる。果たして甘鯛は釣れるのだろうか?

船は、港を離れて城ヶ島沖に到着し、釣り開始である。
第一投からトラギスが釣れる。甘鯛では無いとはいえ、魚が居るの
は嬉しい事である。昨年は台風と暑い夏のせいで、トラギスも含め、
魚が居なくなってしまったので、外道とはいえ嬉しい魚である。
甘鯛釣りでは、このトラギスやヒメやアカボラが釣れると、棄てて
しまう釣り人が多いが、この魚、フライや天ぷらにするとなかなか
美味しい白身の魚である。
なので、UKIはトラギスが釣れるとちゃんとキープをして、フリ
ッターにして頂くのである。

さて、仕掛けを落とすと、かなりの率で魚が釣れるのだが、甘鯛
はなかなか釣れない。暫くすると、大した魚信では無いが一応、
小さな甘鯛が釣れる。
リリースしてもよいかなと思われる程の大きさである。


周りはそこそこの甘鯛が釣れ始める。なかには50センチ近い
大きさの甘鯛を釣っている人もいる。羨ましい。
今回も、そこそこの甘鯛は釣れるないかも・・・

暫し仕掛けを落としては上げを繰り返し、そこそこの外道を釣る。
今日は大潮、風も無く晴天のナギ。11月とはいえ、かなり暖かく
幸せな釣り日和である。が、本命のそこそこの甘鯛は釣れない。

と、竿先が重くなる。かなりの大物である。
が、上がって来たのは海蛇。

時間が午後1時半を過ぎ、あと1時間程で沖上りとなる。
また、この春と同じ結果となるのだろうか?
そんな思いで竿先で誘っていると、グンとした重い魚信。
巻き上げると首を振っている。オニカサゴか連呼鯛か?
巻上げを終えて、テグスを探ると先には、大きな甘鯛。

これが、本日51センチの最大サイズの甘鯛となる。
最後の最後でようやく型の良い甘鯛の顔を拝む事が出来た。
何だか急に嬉しくなるのが、現金な性格が現れた証拠である。
でも、まあ、型の良い甘鯛を釣るのは腕では無くて、運である。と、
つくづく思ったUKIであった。

本日の釣果:
甘鯛2匹、ヒメ9匹、トラギス7匹、アカボラ4匹、海蛇1匹は
リリース、











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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。