釣果
刺し身
鯖のフリッター
パエリア

NO,007

■ イナダの季節がやってきた!

2002年9月16日

ここ一ヶ月仕事が忙しく休みがなかった。ああ鯵が私を呼んでいると思っている間に9月も後半
となりこのまま仕事でこの秋は終わってしまうのかと思った矢先、急に予定が変更になり休みが
取れたのでした。秋になったら逗子でボートを漕いで鯵・鯖釣りをしようと決めていたので、この
チャンスを逃すかとあぶずりにやってきたのでした。

風も波も無いがここ数日急に涼しくなってきた。曇り空の中漕ぎ出す。今日は沖に直行である。
もうキスは釣れないようである。
コマセ籠とサビキを投入すると暫くして、竿が軽く撓り赤いベラが付いてきた。
また、暫くすると竿が前よりも強く撓り横に走る。鯖である。まだまだ型は小さい。
群れが回遊しているのかアタリはすぐに終わってしまう。いつもはそのまま置き竿にしてもアタリ
はあるのだが、今年は気候も魚の調子も例年とはちょっと違うようである。このままでは面白く
ないので、着底後、コマセを蒔き誘い上げる。とちょっと違い引きである。掛かってきたのは、
中型の鯵である。

以前はマル鯵がよく釣れていた逗子沖だったが、ここ2年くらいは真鯵しか掛からない。
マル鯵に比べて真鯵のほうが断然美味しいのでうれしくなってしまう。鯵に比べて鯖が多く掛か
るのですこし沖に漕ぎ出しポイントを変える。

先程と同じように底立ちをとってからコマセを捲くとぐっと重い引きで竿が撓る。本命か?と思っ
たが途中で軽くなり、サビキを点検すると切れている。4号ハリスがプッチリである。
今年、古くなったリールを新品に変えたのだがどうもドラグの調整が今一つである。
こんな事を3回も繰り返しドラグをかなりルーズにした頃である。三度重い引きをポンピングで
やり取りすると淡い緑の側線を持った魚が上がってきた。今年始めてのイナダだ。

イナダといってもワカシとイナダの中間くらいだろうか、30センチを少し超えたサイズである。
水深が浅い事もありその引きはダイレクトで又瞬発力がある。

昼前に雨脚が強くなり、12時の引き船で戻る。陸風で沖に出て帰りは引き船なので楽である。
本当は体力を付ける為に帰りも自分で漕いで帰る事をモットーにしていたのだが、ここ数年は
楽をしている。

早速、帰宅し料理に励む。家人もシーズン最初の私の作った魚料理だけは喜んで食べる。

● 料理:
鯵のタタキ・平ソーダ刺し身・イナダ刺し身・鯖のフリッター・魚の出汁で炊いたパエリア
締め鯖(食べずに冷凍庫へ)

● 釣果:
鯖20匹・鯵7匹・イナダ1匹・平ソーダ1匹・ベラ1匹・フグ1匹(リリース)



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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。