ウミネコ

NO,004

夏のカワハギ 2005

8月8日午前4時半出船〜午前7時半沖上がり
8月9日午前4時半出船〜午前6時半沖上がり
8月10日午前5時出船〜午前7時沖上がり

今回毎年恒例の夏の早朝カワハギボート釣り、始まり・始まりです。
「伊豆の棚田」の海、宿でこれでもか〜という夕食を堪能し、殆んど失神に近い睡魔に
襲われ、午後9時には就寝。そして、しっかり7時間睡眠を取り午前4時起床。
大変健康的な生活で海に臨む。

さて、初日。
餌はオキアミオンリー、ここの定番餌。竿も二本持参、活性が低い時は「無量庵爆釣」
活性が出てきたら「硬くて高い竿」このパターンである。
今回は港に置いてある石の碇を ボートに結わえ付けて出船、えっちらおっちらと沖の
定置網を目指す。ここ数年、この釣り場は有名になり防波堤には、早くも釣り人の影、
こんなに朝早くご苦労な事である。まぁ人の事は言えないが・・・・
定置網沖で碇を下ろして、餌を降ろす。

まずは「硬くて高い竿」でスタート。
第一投から魚信、だが針掛かりせず。第ニ投にも魚信、これもダメ。第三投で初めて
本命カワハギが掛かる。半年ぶりのカワハギの引きを楽しんで無事たも網に・・・・
これは、日頃の行いの良さの賜物か?今回は調子良いぞ。入れ喰いかも。
第四投、ぐぐっ〜と強い引き、リールを巻くと途中から軽くなる。仕掛けを上げると
ハリス切れ、これはいかんここで初めてドラグを調整する。
バラすとその後はろくな事がない。こんなジンクスにこのところ嵌っている。
案の定、その後は暫し魚信無し。ポイントを移動してさらに沖へ。
しかし、石の碇は重たいね。結構難儀する。明日は軽い碇にしよう。

ここで、竿を下ろすがなかなか魚信号無し。
どうやら潮が止まっているらしい。こんな状態が暫し続く。
午前6時半、ようやく潮が動きだす。あと1時間しか沖に居れない。なぜなら宿の朝食
が午前8時、これより遅いと宿の方にご迷惑が掛かる。
さあ、気を取り直して「無量庵爆釣」で仕掛けを投入、と、カワハギ特有の魚信。
上がってきたのは25センチオーバー、ここのカワハギは型が良く嬉しいね。
その後ももう一匹。ここのアベレージは2匹である。合計3匹は初日としては上々。

二日目。
今日は昨日の碇に懲りて軽い石の碇をお借りする。
沖の定置網沖へ、碇を下ろして釣り開始。ところがここで異変に気が付く。
船が流されていく。で、定置網を止めている浮きのロープに引っ掛かって停止。
定置網の入り口である。いやぁ〜な場所に引っ掛かるものである。
今日はここで釣るしかない。なかなか魚信無し。本日の餌は浅蜊とオキアミだが、喰い
悪し。結局カワハギ一匹のみ。ちなみに浅蜊に軍配が上がる。

三日目。
今回の最後の釣りである。
昨日に懲りてまた重い石碇、竿を下ろすがまったく魚信無し。餌もまったく喰われない。
昨日、カワハギ名人が半日このあたりでクーラーボックス満杯にして帰ったらしい。
群れは散ってしまったのか?

ポイント変えても同じ。もう帰ろうかどうしようかと思った頃、本日始めての魚信。
かなり強い引きで上がってきたのはりっぱな河豚。もう一回降ろすと今度は小さい河豚。
このまま釣りを続けるのは、かなりの間抜けかとっても暇を持て余している人以外には
いないのではないか?

ちなみにUKIには、美味しい宿の朝食と、1分でも約束に遅れるとみっちり1時間は意見
を垂れる愛しき妻が待っている。
暇を持て余す余裕は無い。すこし間抜けのところはあるが、この状況を理解出来ない程
のかなりの間抜けでは無い。よって港を目指したのであった。

今日の釣果:
カワハギ4匹・河豚2匹(これはリリース)

本日の教訓:
楽をしてはいけない。














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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。