海と竿
ホウボウ

NO,002

夏のカワハギ2006

8月3日午前4時半出船〜午前7時沖上がり
8月4日午前4時半出船〜午前7時沖上がり

今年も夏が来た。
恒例「夏のカワハギ」である。

昨年の「伊豆の棚田」でのカワハギは夏はまあまあ、秋は渋い。
と、ここ数年とみに魚影は薄くなってきている。さあ、今年の夏はどうでしょう?という
事でいつもの二本竿持って出掛ける。

松崎で他では見れない釣餌「さくらえび」を買う。これ結構安いのよ。
過去、そこそこの釣果を挙げている餌である。オキアミのように臭くならないのがいいん
だが、柔らかいのでハゲ針に付け辛いのが難点ではある。

さあ、いつものように早朝釣り開始である。

まず初日。
今回は、沖は大変静かである。ウミネコの鳴き声が、断崖にあたってこだまのように反響
している。まったく静かな海である。沖を通る漁船の無線の音も反響しエコーが掛かった
ような感じである。
その静かな海に、時々、カタクチイワシの大群が静かな水面にさざ波を立てて泳いでいく。
その後にソウダ鰹の群れがバシャバシャと泳いでいく。今年は青物が良さそうである。
魚影も濃い。海も静か。こういう時って魚信がよくわかるんである。
ところが、竿を下ろしても何の魚信も無い。仕掛けを上げると見事に餌は無し。
小さな魚が餌を取っているのか、はたまたここのカワハギも大変賢くなったのか?
思えば、年々渋くなっているようである。昔は入れ食い。置き竿にも掛かってくるような
バカでも釣れるカワハギって言われるくらいだったのに・・・・・

叩く、誘う、這わせる、投げてみる、と試してはみるもののなかなか魚信はありません。
そんなこんなで、這わせてから竿上げてまた弛ませて竿上げてといったところで初めての
魚信。午前6時15分。竿出しておよそ1時間経過した時であった。
小気味良い引きで上がってきたのは、20センチ程のカワハギ。ここのレギュラーサイズ。
この海は不思議と小さなカワハギは釣れません。釣れるのはこのサイズ。嬉しいサイズ。
半年ぶりに竿を出すカワハギ釣り。
さらにもう一匹を釣るが、時はすでに朝食の時間、戻らねば。
ちなみに竿は、柔らかい「無量庵 爆釣」である。

二日目
ここの釣りはジンクスみたいなものがあって、早朝のこの時間で釣れるのがいつも殆んど
二匹という結果に過去なっている。昨日もそうである。
では、本日もという事で昨日と同じようなベタ凪に海に出発である。
柔らかい竿「無量庵 爆釣」に仕掛を付けて海に放つ。
何回目かで、竿が撓りグッ・グッと魚が引いていく。これはひょっとしたら30センチ?
と気合を入れてリールを慎重に巻く。この一瞬があるから釣りは止められないんである。
と、上がってきたのはビール瓶サイズの大きなホウボウ。これはこれで嬉しい。

が、次が続きません。
結局本日は大きなホウボウのみ。カワハギ顔見ずである。

ちなみに帰って来て、我がサイトの去年の夏のカワハギ釣りの様子を読み返したら、エビ
餌よりも浅蜊餌に軍配って書いてありました。


今日の釣果:

カワハギ2匹・ホウボウ1匹

本日の教訓:
自分で書いた釣行記だろ!同じ場所で同じ時期釣るなら事前に良く読め!!















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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。