かわはぎ
富士
漁船

NO,003

秋の棚田のカワハギ釣り 2010

10月 3日 午前8時出船 午後3時半沖あがり

久しぶりの伊豆の棚田である。

今回も稲刈りを兼ね、手漕ぎボートでのカワハギ釣りである。
稲刈りを昨日終わらせ、今日は朝からの釣り、道具はいつもの二本竿、無量庵爆釣と高くて
硬い竿である。いつもどおりの道具立てで港からボートを漕ぎだす。

一昨年台風で壊れた防波堤は、先端の部分だけ修復されているが、あとはまだ手付かず。
この分では、本当に来年春に完成するんだかどうか地元の人達は疑っているらしい。
もっとも、今年の台風でまた壊れてしまうのではとの地元の人達のきつい噂には、幸いな事
に今年は台風直撃がなかったのでその通りとならずによかったのだが・・・・

さて、いつものポイントに到着、仕掛けを下ろす。
今回の餌は、浅利30個入り2パックとオキアミ1パック。港でオキアミに真鯛が食ってくる
と聞いたので嬉しくなる。今日の仕掛けは三本針に餌を付け、まずは無量庵爆釣で勝負である。

と、すぐに魚信。
が、これがなかなか針にしっかりかかってくれない。
仕掛けを下ろす度に毎回魚信があるのだが、途中でバレてしまう。

竿を替え今度は、高くて硬い竿にする。
と、とたんにグッグググンと竿先が曲がる。
上がってきたのは20センチを越えるカワハギ、この秋のカワハギはなかなかの型の良いのが
いる。他とは違って、ここで釣れてくるカワハギは、ワッペンサイズを見た事が無い。
これからが入れ食い状態、見る間に8匹が上がる。

ここで魚信は遠のく。時間は午前9時半、潮止まりのようである。

それでも仕掛けを下ろす続けると、時々魚信はあるがなかなか針にかかってくれない。
どうやら針が合わないらしい。
今回のはりは5号のハゲ針だが、針の口が開いたワイド針というらしい。
その針を6号針と比較すると、こちらの方が口の開きが小さい。なんだか紛らわしい針である。
これ以上、小さい針は持参していないので6号針に替える。
またいつもは、集魚板が無いほうが釣れる率が高いが、今回に限り集魚板があった方が釣れる
率が高い。で、集魚板を付けての釣りとなる。

午後からは、ぼちぼちと釣れては休み、また忘れた頃に竿が撓るのを続けて、午後3時を迎える。
餌も底をつき沖上がりとなった。ちなみに、今回は魚信が頻繁にあり2日分とみていた餌も、
初日で使いきってしまった。
もっとも、天気予報では夜から明日まで雨との事で、使いきろうと思っていたのだが、雨は夜間
だけ降り、翌日にはすっかり晴れてしまった。
またボートを漕ぎ出せば午前中には入れ食いだろうけど、あいにくとクーラーボックスにはもう
入らない枚数である。少し残念。
だが、時にはこういうもったいないような楽しい日があってもいい。

本日の釣果:
カワハギ13匹

本日の教訓:
お楽しみはほどほど
















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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。