いつかハワイで暮らす

NO,008

■ いつかハワイで暮らす

3月

著者:加藤 賢一
出版:株式会社 カンゼン

またまたタイトルが気に入って読んでしまいました。
7回は行った事があるハワイに嵌ったUKIとしては、これは読まねば!という気
にさせる本である。
著者は、以前にもこのコラムで紹介した「曳き釣りトローリングのすべて」という
タイトルの本の著者でもある加藤 賢一氏、今回はリタイアした後海外で暮らすには
というテーマで書かれている。

本の中身は、何故ハワイで暮らす事となったのか・ハワイでの暮らし方や周囲の方
との交流・家を購入するには・税金と相続は・ケアハウスの在り方など、これから
海外で暮らそうと思う方の参考にして欲しいという内容となっている。
著者は、「曳き釣りトローリングのすべて」でもそうだが自分の実践・経験した事
を活用して欲しいという思いで本を著している。この姿勢は、よくあるハウツー本
とは一線を画している。

若い頃は、がむしゃらに働きそれなりの蓄えを持ち、後半は残りの人生を楽しむ。
世界の多くの人間が求めている当たり前の生活を行う為には、お金も大切だがそれ
以外のお金では得られないものを持たなければならない大切さと、物欲から自分の
時間を大切する気持ちへの切り替えが必要である事を痛切に感じる本である。
今の日本の中ではなかなか出来ない事なのかもしれない。
















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空の写真 今月の本(2005)
面白かった本などを紹介します。
2005年に読んだ本の中からの紹介です。