材料
こねる
材料を巻く
ロールに巻く
出来上がり

NO.010

■ つくね巻き

NF倶楽部の東洋さんが経営している中華街の食材屋さんで塩玉子を頂いた。
以前買って食べたがしょっぱくてどう食べたらいいのかわからなかったが、東洋さん曰く
ハンバーグのようにして焼いた肉の真ん中に黄身を落としてその塩味とコクを楽しむもの
らしい。冷蔵庫の残り物を見ていて思い付いたのがこの料理、完全オリジナルである。
(どこかで同じような料理があるかも知れないが)
名付けて「つくね巻き」である。


☆ 素材
○ 鳥挽肉
○ 豆腐
○ 紫蘇
○ 生姜
○ ピーマン
○ 人参
○ 塩玉子(ピータンのようで全然違うもの、黒土で覆われているのを洗って流す)
○ 京菜
○ 紹興酒・豆板醤・天メン醤・塩・醤油・胡椒・胡麻

作り方
○ 鳥挽肉・豆腐・紫蘇・生姜をボールに入れてこねる。生姜は摩り下ろす。
○ その中に塩玉子の白身・興酒・塩・胡椒・胡麻を入れ粘りが出るまでこねる。
○ ピーマン・人参を千切りにしてレンジで加熱する。
○ こねた材料をラップの上に平らに敷いてその上に加熱したピーマン・人参と塩玉子の
黄身を微塵切りにして並べる。塩玉子の黄身は、ピータンのようにゼリー状になっている。
白身は普通の白身と同じである。ここがピータンと似て非なるものの証である。
○ それを巻いてレンジで加熱する。本来なら蒸し器で蒸した方が美味しいのだろうが面倒
なので手を抜く。ちなみにレンジで加熱する場合には、ラップに適当に穴を開けないと爆発
するので注意。
○ 味噌たれは、豆板醤・天メン醤・醤油を適当に混ぜて甘口・辛口お好みで。
○ 器に適当に切った京菜・輪切りのしたつくね巻き・味噌たれをかけて出来上がり。

熱いうちにそのまま食べるより冷蔵庫で冷やして食べた方が美味しい。写真のように味噌
たれを多くかけるとすこし塩辛い。塩玉子の塩味がかなりきいているので塩加減は注意。
こねる時、塩を調節する事で味噌たれが
無くても、さっぱりとしていて鳥肉と豆腐の風味が生きて来る。しみじみとした味わいが楽し
める。これも12回くらい試してみて自分の味を見つけて下さい。



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空の写真 今月の料理(2002)
今年料理して好評だったレシピを紹介します。(2002年度版です)