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NO,011 |
■ 羊肉香焼
 上海に来ている。
家出をした訳では無い。仕事である。
ここは未来都市みたいと言われているが、２０２０年に向けて都市整備中
である。まだまだこれからの都市という感じで川沿いの地域はさすがに凄いが
繁華街の中にいるとあまり実感が無い。
例えて言うなら、新宿歌舞伎町と大阪道頓堀と浅草新世界を足して割らない様
なものそれだけ濃密な都市である。
大阪から来た人が「ここは疲れる。私には向かない」と言ったので、ＵＫＩは
慰める意味で「まるで大阪みたいな街じゃないですか？ごちゃごちゃした処、
やたら早口で大声で喋る所、まだ大阪みたいに昼間から酒飲んでわぁ～なんて
人がいないここ上海は全然品が良いじゃないですか！」と言ったら、その方、
大変怒っておりました。
ところで日本ではあまり食べない羊肉、中国でも本来は北方遊牧民の料理
なのだが、ここ上海でも人気がある。中国で食べる四足動物の肉、豚・牛とあるが
最も美味なのは羊肉ではないかと思う。
はっきりと言うが牛肉は、大変不味い。あまりに不味いので中国の方にこの肉
牛と書いているが実は犬肉ではないの？と聞いたら犬の肉のほうが高いです。
との事だそうである。
何故、羊が美味いのか自由に放牧され、自然の牧草を食べているからなのか？
良くはわかりませんが、癖のある香りが好き嫌いに分かれるかも知れないが、
その香りに嵌るとこれはたまらなく美味い肉である。第一安い。
ＢＳＥとか何とか言っているが日本でももっと羊肉考えたほうが良いのでは。
という訳でかの地、上海で食べた羊肉料理のご紹介です。
ちなみに屋台の串焼きとお店で食べた骨付きのスペアリブがあるが、味付けは
殆んど同じ。シーズニングスパイスのような調味料を振りかけながら焼く。
すこし、辛い。
☆ 素材：
羊肉
醤油・紹興酒・大蒜・ミックススパイス・唐辛子
作り方：
① 羊のスペアリブに、醤油・紹興酒・大蒜・コリアンダー・クミン・
唐辛子をまぶして一時間程馴染ませる。
② 天火で焦げるまで焼く。
ただただ、食べるだけ。お酒は白酒という焼酎が合う。
無言でむさぼりつくだけ。
出来れば、炭火で焼くと焦げ目が美味い。お奨め。
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