白身魚の琥珀和え

NO,020

■ 白身魚の琥珀和え

白身魚のお造りをポン酢で食べるのも良いが、手を変えることで違った味が楽しめる。
そんなアレンジを変えた料理のひとつが「白身魚の琥珀和え」。

作り方はいたってシンプル、白身魚では無い場合にはいわゆる「ヅケ」と同じ、また同じ
白身魚でも味の濃厚な「肝和え」も基本的には同じ作り方となる。
別の言い方では「白身魚の肝和え風肝抜き」とも言える。

☆素材:
青菜(今回はアスパラ)
醤油・山葵・ポン酢
白身魚(今回はキス)

作り方:
@ 青菜を茹で笊に移しアラ熱を取る。
A ボールに醤油・山葵・ポン酢を入れて良くかき混ぜる。
B 白身魚を糸造りにし、ボールに入れて和える。
C 器に青菜を敷き、その上に和えた白身魚を盛り付ける。

醤油・山葵・ポン酢で和えた白身魚が、琥珀色に染まるのでこの名前を勝手に命名、
醤油とポン酢の割合と量は、魚の種類とお好みで。量が多いと、せっかくの白身魚の香りが
飛んでしまうので、漬け時間と混ぜ具合で調整する事をお奨めします。
その塩梅の確認は、時々試食してみる事である。くれぐれもその時にはお酒を手元に置いて
はいけません。折角の料理が味見で終わってしまいます。

一応和食なので、彩りを考えて盛り付けましょう。
爽やかな春・秋の料理なので、青菜を新緑に見立ててみました。

白身魚はこの時期、キス以外に鰈やメバルでも合います。
カサゴなどは、味が濃いのでそのまま糸造りで。「琥珀和え」にはもったいない。


















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