菜花と生マッシュリームのオリーブオイル炒め

NO,008

菜花と生マッシュルーム炒め

 我が家のプランターの京菜も、とうが立ち菜花がの花の最盛期。
これから種を取ってと楽しみなのだが、他の葉物も同じような菜花となって咲いている。
枯れると京菜か他の葉物か分からなくなるので、この時期京菜の菜花だけ残して他の
葉物の菜花を摘み取って色々な料理として楽しんでいる。
この時期、お店でも菜花の出回る短い季節、美味しく食べられる期間が短いからこそ
菜花の持ち味を思う存分楽しみたい。
菜花の苦味とほのかな甘さを楽しめるのがこの料理。

☆ 素材:
菜花
オリーブオイル
玉葱
大蒜
生マッシュルーム
塩・乾燥バジル

作り方:
@ 菜花を適当な長さに切って沸騰したお湯で湯掻き、笊に上げ粗熱を取る
A フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火で温める
B 玉葱を微塵切りにしてフライパンで炒める
C 玉葱がしんなりとしたら大蒜を同様に微塵切りにしてフライパンで炒める
  これは香り付け
D マッシュルームを半分に切ってフライパンで炒める。丸のままだと食べづらい
E 塩を入れ、マッシュルームがしんなりしたら乾燥バジルを入れる
F 火力を全開にして湯掻いた菜花をフライパンに入れ、全体を絡めて出来上がり

菜花を炒める時は、予め湯掻いておく事で苦味が抑えられ甘みが出てくる。
湯掻く時間は、沸騰したお湯に入れて火力全開で20秒、再度お湯が沸騰する直前に
笊に上げ、粗熱をとってから炒めたほうが僅かに芯が残った噛んでハリのある食感と
なる。

たまたま、生マッシュルームを安く売っていたので、試してみたのがこの料理。
生でも食べられます。との事でまず、マッシュルームだけを生で食べたが、すかすか
のスポンジのようで香りは楽しめるものの味は、う〜んという感じ。
では、オリーブオイルで炒めたらどうかと試してみたら、大蒜や玉葱の味とマッシュ
ルーム自体の味が絡み合ってなかなか良い味となる。
生マッシュルームは軽くソテーする事で、独特の味と食感を楽しめて、美味しいもの
だなぁとつくづく感じた一品である。

菜花も蕾の頃、花が咲いた頃、とう立ちが進んだ頃と持ち味が微妙に変わってくる。
その時期、その時期の持ち味を生かしつつ、湯掻く時間や炒める時間を微妙に変えて
同じ菜花でも異なった味を楽しめる。















前のお話へ 次のお話へ


空の写真 今月の料理(2005)
今年料理して好評だったレシピを紹介します。(2005年度版です)