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NO,015 |
■ 野菜たっぷり☆ラタカレー
 夏になると一週間に一回は、ラタトューユを作る。
我が家のプランターの夏野菜は、一斉に実を着け本当に元気である。
元気な夏野菜を新鮮なうちに、余すところなく頂こうとなるとこれはラタトューユである。
が、
毎回毎回ラタトューユというのも芸が無いし、たまには違った料理でも作ろうと思い立つ。
折角の夏野菜の季節である。
これはカレーであろう。出来れば野菜の水分だけで作りたい。が、ここで問題発生である。
水分の少ない炒め煮をするには、焦げ付かないテフロン仕上げの鍋を使うのだが、この鍋、
なかなか匂いが抜けない。で、我が家ではこの鍋でカレーを作るのはご法度となっている。
では、カレーは何で作るかというとステンレス鍋である。
が、このステンレス鍋、面白いように焦げ付くんである。夏野菜のエキスが十分沁み出した
野菜カレーを作るのはかなり困難である。
では、どうするか？
鍋でカレーを作るんではなく、食べる時にカレーが出来ちゃえばいいんである。
まず、テフロン仕上げの鍋で水無し炒め煮のラタトューユを作る。で、鍋の具を半分に分け
ひとつはラタトューユの出来上がり。これを冷蔵庫で冷やして食べるのもなかなかの楽しみ
である。
で、もうひとつが、後でカレー粉をまぶし良く混ぜて出来上がりの野菜カレー。
一回で二度楽しめるんである。
☆ 素材：
オリーブオイル
唐辛子
トマト
茄子
ピーマン
モロッコインゲン
シシトウ
塩
タイム
カレー粉
醤油
ご飯
ゆで卵
作り方：
① ラタトューユを作る 鍋にオリーブをオイルと唐辛子を入れ夏野菜を炒め塩で味を調える
② ラタトューユが冷めたら適当なボールに入れ醤油・カレー粉を混ぜる
③ ご飯にカレー粉を混ぜたラタトューユをのせさらにその上にゆで卵をのせる
たいしたコツなどありません。
あえて言うなら、ラタトューユを炒め煮する時に香り付けでタイムの枝を一番上に乗せる事
カレーに隠し味の醤油を少し入れると味がまとまるくらいなぁ～。
ちなみにタイムの枝がなくとも、タイムやバジルの乾燥スパイスでも十分。
カレーを食べる時、火を落としてからガラムマサラを入れると大変香りが良い。
だったらそのものズバリ、カレー粉を火を落としたラタトューユに入れれば香り高いカレー
が出来るのではないかと思い、作ってみました。
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