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NO,008 |
■ 烏賊の木の芽和え
 新鮮で美味しい烏賊が手に入ったら、ぜひこれを作りましょう。
ともかく無精に日本酒が欲しくなります。
初夏、夏烏賊の旬の最初と春の木の芽が硬くなる直前の頃、ぎりぎりに重なるこの時期
ならではのお楽しみ。
☆ 素材：
新鮮な烏賊
湯
木の芽・醤油
作り方：
① 新鮮な烏賊を捌いてゲソとエンピロを一口大に切り分ける
② まな板に烏賊を乗せ、沸騰した湯を上から掛けて霜降りにする
③ 木の芽を摺りこぎでごりごり摺り、そこに烏賊と醤油を入れて和える
これは、烏賊の身では美味しくありません。あくまでゲソとエンピロです。
また、霜降りにして生か生で無いかの境目あたりの食感、とその甘みと木の芽の香りが、
この料理の心情です。だから烏賊は新鮮で刺身で食べられるものが必要。
ちなみにこの料理、烏賊は甲烏賊やあおりいかのような肉厚で甘みの強いものが合って
いるようです。
ああ～、作り方書いていたら無精に食べたくなってきた。
罪な料理である。
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