牛角煮

NO,001

■ 牛の角煮

最近、牛の塊肉が割合安く売っている。
昔ならステーキにして食べるところだが、最近は少々重たくてさっぱりした料理にしたい
という訳で牛肉の叩きにして食するのだが、こればっかりだと飽きてくる。
じゃ、何か他の料理はと考えていたら、豚の角煮があるのなら牛の角煮があっても良いで
はないかと思いつく。そう言えばあまり聞いた事が無い。鰹と鮪の角煮はあるけどね。
小さく切った牛肉で作る時雨煮があるので、それをイメージして作ってみました。
出来上がりを一口食べた瞬間、コンビーフもあったなぁと何故か思い出した。
味は時雨煮ともコンビーフとも若干違います。あえて言うならその中間???

豚の角煮があるのだから、牛の角煮もあって良いだろうと思いついたのがこれ。
コンビーフのような肉の質感、ほにかに甘く、またふくよかな肉の旨味が拡がります。
コンビーフに比べて、脂と塩気は少ないので胸焼けもしない。
先付けのようにほんの数切れを味わって下さい。間違ってもこれで満腹になろうなどとは
思わないように、胸焼けするし、多少硬いので顎が疲れます。

☆ 素材:
牛肉
水 焼酎 生姜汁 醤油 蜂蜜 五香粉

作り方:
@ 牛肉を湯掻いてアクを取る
A 水と焼酎を鍋に入れアクを取った牛肉を水から茹でる
B 沸騰したらアクを取り生姜汁と醤油を入れて火を弱め沸騰させずに煮る
C さらに蜂蜜を入れて落とし蓋をして弱火で煮込む
D 最後に軽く五香粉を降って冷めてから食す

時間を掛けて柔らかくなるまで煮込みます。脛肉や腿肉の硬くて安い肉で充分です。
保温型調理器や圧力鍋があれば、エネルギーの節約になるのだが我が家では無いので、沸騰
しないように何回かに分けて火を入れます。味と熱が沁みるのは温度が上がっている時より
も温度が下がる時の方が効率が良いそうです。だから沸騰しかけたら火を消してゆっくりと
冷まし、また火を掛けての繰り返しを10回くらい行うとなかなか良い感じとなります。

ちなみにこの料理、豚角煮と同様に煮汁も活用出来ます。
この煮汁を少し煮詰めて砂糖を足すと、かなり上質のすき焼用のタレとなります。
これで、肉抜きの野菜と豆腐だけのすき焼を作るとなかなかのものです。お試しあれ。















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