蕪の煮びたし

NO,006

■ 蕪の煮浸し

切れの良い日本酒に合う春の菜は、シンプルに滋味を味わう蕪の煮浸しが一番では?
と思う年頃になってきた。
出来れば月の出ている暖かくなった夜、外の風景をぼんやりと見ながら一献傾けたい。

☆ 素材:
昆布・鰹節・塩

醤油

作り方:
@ 出汁を取る 昆布・鰹節で出汁をとって少しの塩を入れる
A 蕪の皮を剥き、縦に切って出汁で煮る
B 煮えたら醤油で色付けをしてしっかりと冷ましてから食する

一にも二にも、あっさりとした上品な出汁を取りましょう。
甘みは蕪からほんのりと出ます。少し塩気が強いくらいがちょうど味が和みます。

春の蕪の甘みを堪能しましょうと考えたのがこれ。
ごちゃごちゃ色々といじるより、ストレートに出汁で煮て味のバランスを取っただけ。
蕪本来のほんのりとした甘みと香りを堪能します。










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