冷やし風呂吹き大根

NO,008

■ 冷やし風呂吹き大根

夏でも、美味しい大根を栽培する事が出来ます。
今回、浦和の畑で育てた大根が思いの他の豊作だったので、何か飽きの来ない大根料理を
と考えたのがこれ。

☆ 素材:
大根
出汁
味噌(白・赤・田舎)
酒・砂糖・塩

作り方:
@ 大根を輪切りにして水から煮ていく
A 鍋が沸騰しかけたら弱火にして時間をかけて煮ていく
B 味噌タレを作る 出汁に味噌を溶き酒・砂糖・塩を入れて鍋で練っていく
C 煮た大根と味噌タレを冷蔵庫で冷やし食べる直前に掛けて食する

よく大根を煮る時には、昆布を入れるとあるが味のある大根や取れたての大根であれば、
そのまま煮たほうが大根の風味と甘さを感じるようである。
今回は「浦和の畑」で採れた小ぶりで新鮮な大根だったので、なおさら素の味がよかった
のかもしれない。
味噌タレは、出汁で練るのと練らないのではまったく味と食感が違います。味噌は不思議
な調味料だなぁとつくづく感じる。
併せ味噌の割合はそれぞれの好みだが、この大根には白味噌と砂糖を若干効かせた甘みと
赤味噌のちょっとした渋味が合うようです。まあ、大根の種類によりそれに合う味噌タレ
の味も変わるので、何回か試してみて気に入る味を見つけてみてはいかがでしょうか。

夏の遅い夕暮れ、一風呂浴び、暮れなずむ景色を眺め、冷やした日本酒と一緒に食する。
ほてった口中を爽やかにしてくれるこの一品、今夜もまたお酒が弾む。










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空の写真 今月の料理(2008)
今年料理して好評だったレシピを紹介します。(2008年度版です)