蕎麦粉のガレット じゃがいも 牛叩き

NO,007

■ 蕎麦粉のガレット 牛叩きとじゃがいもディップ

美味しい蕎麦粉を頂いたのだが、手打ち蕎麦を打つ程修行も積んではいなく、また
打ち粉が台所に飛ぶ事は、我が家ではご法度である。一度パスタマシーンでやってみたが、
お湯に入れたら1センチの長さにブツブツと切れて蕎麦切りではなくなった。
では、この美味しい蕎麦粉をどうして利用しようかと思って作ってみたのが、これ。

☆ 素材:
蕎麦粉

サラダ油

牛の叩き
じゃがいもディップ(じゃがいもオリーブオイル和えタイム風味)

作り方:
@ 蕎麦粉を水に溶きよくかき混ぜる
A フライパンに薄くサラダ油を塗り水で溶いた蕎麦粉をお玉で掬い丸く焼く
B 表面が乾いたらフライ返しでひっくり返す
C まわりから湯気が立ってきたら取り出す
D お好みで具を乗せてくるんで食する

水で溶く蕎麦粉の硬さは、ちょうどココアを溶くくらいの硬さが丁度良い。
フライパンはテフロン加工のもの、油はスプレータイプのもので薄く少量吹き付けると、
油っこくないガレットが出来ます。

中身の具は、今回牛の叩きとじゃがいもディップだが、その時々で季節のものを乗せて
食べると楽しい。

最初クレープにように巻いて食べようと思ったが、パンケーキとクレープの中間くらい
の硬さで巻くと切れてしまい、中身の具が出てきて、その汁が手首から肘のつーと流れ
食べる時の感覚からするとイライラくすぐったい感覚で、あまり好きにはなれないので
ナイフとフォークで食する事をお奨めします。
(尤もガレットはそうやって食べるのが正式らしい)
なお、その汁が手首から肘のつーと流れ、食べる時の感覚からするとイライラくすぐっ
たい感覚が好きな人は、手で巻いて食べるというのも新しい食の境地となり、新食感を
味わえるかもしれない。

ちなみに根本的な事であるが、蕎麦粉100%の蕎麦切りを素人が作る事は、ほぼ
完全にありえない。では、どうしたらいいか?
この間、修善寺温泉に行ったら、駐車場の脇に屋台の蕎麦屋があった。
ここの蕎麦は蕎麦粉100%の蕎麦切り、値段はワンコイン、ずばり500円安い。
何でこんなに安く出来るんだろうと聞いたら、その秘密は蕎麦打ちにあった。その蕎麦
打ち、練るまでは大変だがこれは何とか出来る。出来ないのは蕎麦切りなのだが、ここ
に秘密があった。使っているのは、冷麺用の押し出し機を改造したもの。これで練った
蕎麦粉を押し出して、お湯で茹でる。簡単である。
家庭用の手押しでも良いから、こんな機械があったらいいなぁ〜。誰か作りませんか?













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