アイガモ

NO,003

キウイ籾殻撒きと麦踏み

2018年 2月17日


昨年、「アイガモ無農薬米トラスト」の蕎麦打ち会に参加
した際に、お米を栽培して頂いている農家の方の畑で蕎麦だけ
では無く、キウイと小麦も育てていると伺った。ならばそちら
でも何か催しがあれば教えて下さいとお願いしたところ、今度、
キウイの畑に籾殻を撒くのと、麦踏みをするので如何ですかと、
ご連絡を頂いた。
UKIは麦踏みはした事はあるが、キウイの畑の籾殻撒きは、
まだ体験をした事が無いので、早速お手伝いに伺った。

こちらの農家の方とは元々は、合鴨農法の米造りで農家の
方とのコミュニケーションが出来たのだが、おつき合いが深り、
色々なお話をお伺いしていている中で、手を入れていない空い
ている畑がある事を知る。
ならばと、トラストのメンバー数人が蕎麦を育てたいのとの事
で始めたのが、蕎麦栽培の発端らしい。
そして、その蕎麦畑の隣の畑には手入れがされていないキウイ
の木が在り、草が延び放題になっているのを見兼ねて、ついで
に手入れをしようという事になったとの事。
小麦は、蕎麦の栽培をするなら、蕎麦を栽培していない期間に
小麦を栽培するのが適しているとの事で始めのだとの事。
まあ蕎麦と小麦でニ八蕎麦が打てるのも、小麦を栽培しようと
思った大きな理由でも有るらしい。

霞ヶ浦 霞ヶ浦

で、本日作業をするメンバーは、UKIも入れて5名。
風は寒いながらも日差しは春を感じさせる陽気の中、作業開始
である。

まずは、キウイ畑の籾殻撒きを行うのだか、その前に昨年
剪定して乾燥させた枝をよい長さに切り揃え、竈の焚き付けに
する作業から始める。細い枝は焚付けに、太い枝は薪にするの
で、太さで分けて良い長さに切り、束ねて軽トラックに載せて
行く。
これが以外と、地味で時間の掛かる作業である。

その次が、キウイの畑の籾殻撒き。
事前に農家の方が軽トラックで、満載した籾殻を何回も運んで
頂き、畑の脇に積んであるのを、キウイの畑に厚く撒いていく。
厚さは五センチ程、この位に撒かなければ、野草が生えてくる
との事。逆にこの位撒けば、初夏迄、野草は生えて来ず草刈り
の手間が要らないらしい。

これ、結構な重労働である。

次は麦踏み。
長靴の爪先で、芽が出たばかりの麦を踏むとの事。踵で踏むと
芽が深く入りすぎるので、注意して爪先で踏むのがコツらしい。
凡そ100坪程の麦畑を、五人で麦踏みをすると半時程で終了
する。
此方は、それ程の重労働では無いが、慣れていないと後で腿に
来るらしい。

冬の短い陽のある間は短く、かつ、土浦駅からバスを乗り
継いでの時間が事の他掛かり、さらにはみんなで談笑するお昼
ご飯の時間も多くの時間を費やすので、その日に出来る作業の
時間はあまり無い。
なので、キウイの畑の籾殻撒きは完全に終了しなかったものの、
その他の作業は無事終了となった。

さて次回は、麦畑の土寄せの作業である。







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大地の写真地の巻 ● 援農草刈隊が行く
日頃の鬱憤・ストレスを解消する為、援助交際ならぬ援助農業と称して
他人の畑に乱入し、思いっきり雑草刈りをする事で悦びを求める集団。
日夜乱入する畑を物色している連中。略して「援農草刈隊」が今日も行く!