工房とSさん

NO,002

笠間で味噌造り 2020

2020年 2月 2


一昨年迄、東京スカイツリーのお膝元、押上に在る歴史小説が
好きな方はご存知の春慶寺で味噌造りをしたのだが、お寺の仕事
が忙しく、此処での味噌造りが出来なくなってしまった。
なので、昨年は味噌造りが出来なくなってしまったのだが、今年
は、霞ヶ浦の近くにある笠間で、味噌造りに参加をさせて頂いた。

大豆 工房

 此方は、「茨城アイガモ無農薬米トラスト」発足の基となった
「国産大豆研究会」が毎年、味噌を造っている場所である。
市の職員だったSさんが、リタイア後に、日本の伝統食を後世の
世代に継承してもらおうと、自宅の敷地に工房を建てて、会員を
募って、味噌や麹や漬物などを造るワークショップを開いている。
そのような日本の伝統食以外にも、ソーセージやベーコンや燻製
やジャムなども造っている。
そんな設備の整った工房で、味噌造りを行った。

ミンチ 塩切り

メンバーは、「茨城アイガモ無農薬米トラスト」の会員と、
元々の「国産大豆研究会」会員と総勢7名で味噌を仕込む。
屋外で、薪で炊いた大豆をミンチにして、塩切りした麹を合わせ、
よく混ぜ込んで、器に空気を抜きながら仕込んでいく。
5月頃、天地返しをしたら、お盆の頃から味が馴染んで美味しい
味噌となる。そして、年を越したら更に味は深まってくる。

さてさて、出来上がりが楽しみである。








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大地の写真地の巻 ● 援農草刈隊が行く
日頃の鬱憤・ストレスを解消する為、援助交際ならぬ援助農業と称して
他人の畑に乱入し、思いっきり雑草刈りをする事で悦びを求める集団。
日夜乱入する畑を物色している連中。略して「援農草刈隊」が今日も行く!