カフェ

NO,001

醤油搾り2023

2023年 2月12


今年も醤油絞りの季節がやってきた。
何年か前に、偶然「新治の里」の広場でやっていた醤油絞りの
様子を見て興味を持ち、その会に参加させて頂いてから毎年、
醤油造りに参加している。
添加物の無い混じりっ気無しのピュアな醤油。その香りは市販
されている醤油では嗅ぐ事が出来無い芳醇な香りを楽しむ事が
出来る。そして、他ではなかなか手に入れる事が難しい火入れ
をしていない、そのピュアな生醤油と搾り粕も手に入れる事も
出来る。

作業の会場は、いつものカフェ753。
醤油搾りは既に始まっている。まだ、コロナの影響の為か以前
行っていた「新治の里」の広場は使えないのかも知れない。
今回は、二組のグループが各々の場所で醸造した醤油樽を此処
に持ち込み、搾ってから火入れして、出来上がった醤油を瓶に
移し替える。

会場 搾り

 UKIが参加しているグループは、今回、醤油を搾る槽を
新調して醤油搾りに臨む。
今迄は、長年醤油搾りを行っているプロの方の槽をお借りして
醤油を搾っていたのだが、今回からグループ自前の槽を使って
の醤油搾りとなる。ゆくゆくの計画では、トラックにその槽と
醤油樽を乗せて、全国何処でも出掛けて醤油搾りのイベントが
行えるようにしたいのだそうである。
醤油 うどん

さて、搾っている間に各々の醤油を味見をしてみる。
我がグループの醤油は、どちらかいうとフレッシュで若い風味。
そして、もうひとつのグループの醤油は甘くまろやかでコクの
ある醤油であった。仕込みの材料は同じそうだが、発酵させる
場所や手入れをする回数や時期や人の違いが、味と風味に出る
のであろう。
そして、持参をしたうどんに温泉たまごを乗せて、搾りたての
生醤油を掛けて頂く。これは、堪らん。

 また、いわゆる船口と呼ばれる最初に搾られた醤油よりも
後に搾られて出てきた醤油では、味も風味も違いう。後の方が、
まろやかで風味も強く感じる。そして、火入れされ瓶に詰めて
時間が経過すると、また、違った味と風味に変化していく。
これが、手造り醤油のもうひとつの楽しみでもある。






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大地の写真地の巻 ● 援農草刈隊が行く
日頃の鬱憤・ストレスを解消する為、援助交際ならぬ援助農業と称して
他人の畑に乱入し、思いっきり雑草刈りをする事で悦びを求める集団。
日夜乱入する畑を物色している連中。略して「援農草刈隊」が今日も行く!