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NO,003

■ アイガモ無農薬米見に行く

8月24日

「伊豆の棚田」に行くようになって2年目の夏、ここの米は大変美味しいのだが、ここだけ
で無く他の美味しい米も食べてみたい。また「伊豆の棚田」は残念ながら完全無農薬では無い
ので、どこか完全無農薬の米を一回食べてみたいと思っていた。
そんな時に、農政局メールマガジンで知ったのが「アイガモ無農薬米」でした。

「大豆食品勉強会」の平野さんからの「アイガモ無農薬米」の案内を知って早々に、申し込み、
田植えは日程が合わずに参加出来なかったのだが、今回の「案山子作りイベント」に参加させて
頂く事となりました。
首都高速・常磐道・北関東道を走る事約2時間半やってきました「ファームランドさいとう」
到着して驚きました。関東圏の個人農園で、こんな大規模の農園があったのかと感動です。


ファームの景色 水田
稲 作業場と水田

ごく一部の方だけとは思いますが、UKIも大変好きな映画「フィールドオブドリームス」
を彷彿とさせる農園です。四方を林に囲まれた大きな野球場ひとつ収まってしまうような畑と
水田、この地をオーガニック認定とされた斉藤さんの努力と志の強さには感動します。
有機でも無く、無農薬でも無いオーガニックは、3年間有機肥料を使って土作りをして、かつ
土壌検査にパスしなければならない大変な事です。単なる有機・無農薬は多く表示されても、
オーガニック認定という表示はめったにお目にかかれません。そんな意味だけでもこの農場は
大変意味があるのですが、さらにそのロケーションは訪れる者を感銘させる何かがあります。

ところで、今日は例年に比べて冷夏と言われたのが嘘のような暑さ。メンバーが集まり、
早々に案山子作りの作業である。
「アイガモ無農薬米」メンバーは地元のご家族連れを中心とした35組の集まりのようです。
今回参加は、4組のお子さん連れのご家族と「大豆研究会」を主体とした総勢約30名は、
思い思いに案山子を作るのでした。

8月を過ぎ、稲の穂が出始めると雀が美味しい米を食べに来る。それを追い払う為の案山子
作りである。皆さん各自持参した古着を使ってユニークな案山子を作る。











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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。