雲
富士
景色1
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景色4
景色5
富士
黒米パン
黒米パンと饂飩

NO,005

■ 棚田の稲刈り

10月18日・19日

棚田参加2年目、今日は稲刈りである。
棚田オーナー6人を有する我が「関東棚田組」は総勢20名を越す大集団だが、
今回参加は、約半分の11名である。残りの皆さんは、仕事や近所の行事の為
に不参加。稲刈り無事終了と合成りますか。心配である。

初日午後1時に集まったのは4名、残り7名はどうやら東京出発が遅かった
為か、はたまた、予定したルートが、通行止めで通れない事が行ってみて初めて
分かり引き返して違うルートに向かう事となりいまだ未到着。
仕方無く、4+地元の応援の方と稲刈りを開始する事となる。
先日の雨で足場は悪い。刈りながら束を結んでいく。これは刈りでがある広さである。
やってもやっても終わらない。そうこうしているうちに雨。結局、初日は約1時間半
の作業で、終了となる。雨の中、刈りっぱなしで終える事は出来ない。
刈った稲穂のはさ掛けをする。


稲穂 稲穂
稲刈り 稲刈り
稲刈り 稲刈り

足場を作りながら、先日の「アイガモ無農薬米」のはさ掛け(あちらでは小田掛け
と言ってましたが)の失敗が端は3本足だが、中間の足場を2本足で作っていた事が
原因と気が付く。何故ならここの足場は全て3本足でした。
結局、はさ掛けが終わる頃7名が到着。明日は全員で残りを刈るぞ!と気合が、入る
ものの果たして明日の午前中に終わるでしょうか?


結束 我が棚田
はさがけ はさがけ

雨で作業を中止して、宿に向かう。
最近、我が「関東棚田組」のこの棚田参加の本当の目的は、実はこれではないかと
感じているのがこの宿の食事である。11名全員で食卓を囲む。
アオリイカの刺身・金目の煮付けなどなどを、堪能する。疲れた体を温泉で癒してこの
宿の料理に舌鼓を打つのである。結果、酔いも進み、午後10時には就寝となる。
熟睡、極楽である。

翌日は、残りの稲刈である。
ところが、初日午後から参加しているHご夫妻が朝帰るらしい。
昨日、言おう言おうと思っていたのらしいのだが、そこは心優しいご主人。帰る間際まで
気にしているようでした。そんなに気にしなくとも良いのにと思うが、そこはみんな心と口
とは裏腹に、「もう帰るの?」と驚いたふり。申し訳無さそうに帰って行かれました。


餅を蒸かす 餅搗き
餅を捏ねる からみ餅ときなこ餅


さあ、二日目の稲刈りであるが、これがかなり残っている。
それでもみんなで力を合わせて11時までには全体の半分を刈り取る事が出来た。
ここで休憩。
昨日遅れた7名はレンタカーの為、午後8時には東京に帰らなくてはならない。日曜日
の午後は渋滞が予想されるので早上がりである。残りは、地元の方が稲刈りを手伝って
頂く事となる。もともと地元の方の手が足りなくて、荒廃した棚田をオーナー制度で維持
する事になったはずが、地元の方の負担がかなりかかってしまう。
結局当日午後、残りの稲刈り地元の方で全てやって頂きました。
地元の皆さんありがとうございました。












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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。