海を臨む
料理
あおりいか

NO,007

■ 晩秋の棚田

2003年 12月4日

とある用事があり、棚田に行く。
この時期の棚田は初めてである。黄と赤茶の紅葉が斑模様に山々を覆っている。
夏には、水を入れないと入れない熱い温泉もちょうど心地よい湯加減である。
また、この時期は伊勢海老の季節でもある。嫌という程料理が並ぶ。
今回の宿の料理は、真鯛の刺身・アオリイカの刺身・伊勢海老の刺身・金目鯛の煮付け・それ
にカサゴの鍋である。もちろん、車海老の天ぷら・野菜の煮付けなどまだまだ料理は続く。

ネットで知り合った松崎の松本さんに松崎をご案内頂く。
今日は平日、普段の観光シーズンでは無い街の様子も格別である。


農機具小屋 水車小屋

刈り終った棚田は、静かな風情である。
出来れば10日間くらいゆっくりと湯治をしたいものである。













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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。