田ゆう収穫祭&コンサート

NO,001

■ 「田ゆう」収穫祭&コンサート

2004年 11月 7日

「伊豆の棚田」の我がメンバー「関東棚田組」の中で最もジェントルマンで有り、
また恰幅の良いHI氏は、東京近郊の緑溢れる田園地帯にお住まいである。
昨年会社の社長となったHI氏、会社立ち上げの忙しさもあってか「伊豆の棚田」の
田植えと稲刈りは参加出来なかったものの、いつの間にかしっかり棚田のオーナー
にはなっていて、我らがHI氏の分の田圃の田植えと稲刈りをする羽目となった。
結構ちゃっかりもののHI氏である。
そんなHI氏、棚田にも来れず仕事一筋邁進しているのだが、健康の為には体を動か
さなくてはならないと日々散歩は欠かさない。
緩やかな坂とちょっとした雑木林、まだまだ農家の直売場が点在する自宅周辺は、
格好の散歩道となっているらしい。

そんなHI氏、最近気になっている事があるらしい。
近所の農家の方の庭先に大きな別棟が出来た。宿舎のようでも有りまるで信州に
あるようなペンションのようでもあるらしい。
あれは何だろう?と毎日気になりながら骨組みが出来る時から完成するまで散歩
をしながら考えていた。

そんなある日「田ゆう」収穫祭&コンサートに行きませんかとUKIから誘われる。
会場はくだんの農家の方の作業場である。
ふう〜ん、農家だから作業場はあるんだろうなぁとHI氏、向かった先が例の散歩の
時に気になっていた信州のペンションのような建物から音楽が聞こえた時、思わず
「これが作業所??すげぇ〜!!」
ちなみに、今回参加した我が仲間UKIとそのカミさんと「上州の畑」のケイコさんと
「援農草刈隊」のよゐこもほぼ同時に「すげぇ〜!!」と声を発してました。

ギターでブルース 大盛況です。

昨年晩秋は長雨が続き、本来なら野外で行う「田ゆう」田圃でコンサートが年を
越し、2005年1月新年会を兼ねて行われる事となった。
会場は、思わずここは信州かと思う程の立派なペンション??
これが今回の会場「田ゆう」米作付け指導、農家のMさんちの作業場である。

すでに宴会は始まっていました。
会場満員で2階の特別席にご案内頂き、先客の方とも一緒に大いに盛り上がる。
ここには、司会進行されているNさんの3人のお子様もおり、みんなでママに声援
を送る事に。

去年も感じた事だがこの会は和やかに進み、初めて来た人でもすぐに輪に溶け
込めて昔からの知り合いのような気分にさせてくれる不思議な会である。
2階からは下の様子はステージとなっている薪ストーブあたりしか見えない。
大いに盛り上がっていたら、後で1階の方から「凄まじい盛り上がりでしたね」と
お褒め?の言葉を頂く事に。

今回料理はあまり無いので料理は持参して下さい。との事なので、料理を持参。
だが、出るわ出るわ料理のその数、奮発し過ぎて赤字になってしまったそうです。
「田ゆう」も18本。我が中華街で行う宴会同様、延々8時間続いていました。














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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。