アイガモ
平野さん
認定
藤の花
景色

NO,002

■ アイガモ無農薬米トラスト 田植え05

2005年 5月8日

「伊豆の棚田」に先行する事二週間前。「アイガモ無農薬米トラスト」の田植えが
今年もやってきた。今日は偶然にも去年の田植えと同じ日の日曜日である。
今年は横浜組はUKI一人である。昨年一緒だったOさんは腰を悪くしたらしく、今年は、
不参加。常磐道を黙々と走る。
今回は、道に迷う事なく定刻通り現地到着。
一応ゴールデンウィークは終わったとはいえ、道は結構な数の自動車帰りが思いやられる。
明日から仕事が本格的に始まる事だし、今日は昼には失礼しようと考える。

今年の田植えの参加者は、昨年の倍の30組。
人気も人も定着した「アイガモ無農薬米トラスト」である。
集合場所の公民館から、みんなで坂をゆっくりと下って我らの田圃に向かう。昨年は気が
付かなかったが、あちこちの藤の花が自生している。その淡い藤色が新緑の緑に映える。
なかなか清楚な色彩である。その色合いは、はっとすると同時に気持ちがほっとする一瞬
でもある。この季節、この場所ではならではの一時である。
田圃に到着すると、田圃の持ち主の根本さんもじき到着、いよいよこれから田植えである。

藤 田植え

今年の手植えの範囲は、昨年の田植えに懲りたのか程よい広さ100坪程度。
昨年に比べて参加者も多いので、午前中に終わってしまう感じである。
根本さんの説明の後、銘々がてんでんバラバラに田植えを行う。ここの田植えは棚田とは
違い、予め土に碁盤目の線が切ってある。その交差しているところに苗を植えていく。
棚田のように、何人かが一緒に植えながら目印を付けた竹の棒を後ろに後ろに下げていく
方法とは違い、前に前にと植えていく。一緒に植える事で互いに競争したり話をしながら
という楽しみは無いのがちょっと寂しい。
とはいえ、各自が自分のペースで好きなところで植えられるという利点はある。もっとも
端から植えて行かないと、後で田圃から出る時に苗を踏まないように注意が必要である。

田植え 昼食会

今回の参加の多くは、小学校や幼稚園に通うような年齢のお子さん連れが多い。
子供達の中には、田植えに手馴れた子もいる。根本さんの教えをきちんと聞いていたのか
学校で田植え体験をした事があるのか、大人の参加者よりもスジが良い。
そんな家族連れの参加者がわいわいやっている事、小一時間。あっという間に田植えは、
終了してしまいました。

昼となり昼食会。
根本さんがご用意して頂いた緑米と黒米のお強飯、玄米御飯を頂く。
普通のお強飯よりも数段美味しい。緑米も黒米も種類は餅米。噛み応えも違うが香りが、
断然違う美味しいお米である。
主催者の平野さんが持参したラオス料理も頂く。鱸に香草やミントなどが入ったサラダの
ような料理、かなり個性的な料理である。ネパールの豆料理の頂きお腹も口も幸せな気分
となる。
帰りの道路の渋滞が気になるので、まだ会は続いているのだがここで失礼をする事に。
皆さんには申し訳ないが、ひと足お先に会場を出る。おかげ様で渋滞に陥る事無く無事に
午後4時には、横浜に到着する事が出来ました。
みなさん、ありがとうございました。

















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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。