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NO,003

■ 伊豆の棚田 田植え2005

2005年 5月22日・23日

今年も棚田の田植えの季節となりました。
今回の「関東棚田組」参加者は計12名、今回初参加のYAさんご家族と奥様のご親戚
台湾から遊びに来た方も参加、段々ワールトワイドになってきた伊豆の棚田である。
毎回参加メンバーは微妙に入れ替わる。「関東棚田組」の構成からいって最大派閥?で
ある「まこ組」は直前まで8名の大人数だったが、主催のまこさんはじめ5名が仕事で
参加出来ず、また奇特な「無量庵」愛読者GALIさんも都合がつかずにキャンセル、
逆に参加出来ないはずだったSUさんが、当日、いきなりBMWのレンタカーで参加と
色々ありましたが部屋も宴会の人数もちょうど良い今回の田植えとなりました。

道は渋滞しているかなぁと思いきや、空いていて予定の1時間前に宿に到着。
まこ組とも偶然松崎からつるんで走る事となりました。
(気が付いたのは宿の駐車場、それまで互いに知らない車だと思っていた)
全員揃って、公民館の前から送迎の車に揺られ棚田の集会施設まで。
すでに開会式は終了していて、各自自分の棚田に散って田植えを開始しております。
我らも我が棚田の区画へいざ田植えである。

棚田の全景 棚田の全景

今回の棚田の区画は併せて4区画、この人数でちょうど良い作業である。
いちおうベテランのUKIが今回初参加のYAさんご家族に植え方を指導する事となる。
苗は、3〜5本左手に持って寄り分けながら右手で植える。親指・ひとさし指・薬指で
苗を持ち、土に挿したら中指で苗の根を土に押して固定させる。この前、田植えをした
ばかりのアイガモ無農薬で農家の根本さんに教わったプロの技である。

ひょうたん棚田 ふたりで植える

勢ぞろい 撮られています

ここの田植えは、印を付けた竹の棒を前にしてみんなで並んで後ろに下がる方法。
みんなで話をしながらも、互いに競争しつつ苗を植えていく。
後ろに下がるので土をならしながらの植え方となり、ちょっとコツを有する。人数が多くて
広い棚田の場合には、ふたつのグループに分かれて真ん中から向き合い、互いに離れて
いく方法である。半分までは長く感じるがそれを過ぎるとあっという間に終了してしまう。
夜に合流するSUさんや明日の分を考え、程良いところで終わらせる。

あおりいか ひらめ

真鯛 盛り合わせ

まだ夕食までには時間がある。初めて参加のYAさんと共に露天風呂へ向かう。
掃除したての露天風呂は、水苔も少なく熱さも程よく心地よい。源泉そのままかけ流し
の温泉露天風呂が無料で入れるなんて良いんでしょうか?と毎回思う。
ここでお腹を空かせておかなくては豪華夕食を堪能出来ない。田植えをし、散歩をし、
温泉に入り、ただひたすらお腹を空かせるのである。
夜になり、夕食の準備が出来上がったところでSUさん到着。
さあ、みんなで宴会である。この場をお借りして今回参加出来なかったGALIさん、
まこさん、今回も夕食は大変美味しかったです。

さて、翌日。
また公民館の前から送迎の車で棚田まで、たまたま乗り合わせたご夫婦は大和から今回
初参加だそうである。何でもご主人が「田植えをしたい」とオーナーに募集されたそう。
で、奥様からこんな一言。
「主人が応募したから私も仕方なく参加したんだけど、この人、お腹が邪魔をして全然
田植えがはかどらないの。結局私の方が沢山苗植えたんだから・・・」
結婚するとどこの家も同じようなものである。

水車 水車小屋

向かい合わせで 植える人より・・

我が「関東棚田組」の区画に到着。
今日は遅れてきたSUさんをメインに田植えを行う。
みんな昨日コツを覚えたのか、1時間もしないうちに田植え終了。いつもなら物足りず
にまだ終わっていないところでお手伝いをするのだが、今回は他の棚田も殆んど終了し
ている。みんな楽しみは自分で独占しようという思いなのだろうか。そういえば送迎の
方が、今年は申し込み区画は例年通り90区画だが、やたらに参加者が多い。どうやら
グループで田植えに来ている人が多いらしいとの事である。
どうやら「関東棚田組」のようなグループが多く誕生しているようである。


















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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。