棚田
稲刈り
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食事
青空

NO,004

■ 棚田の稲刈り 2009

10月3日・4日

稲刈りの秋である。
台風が近づき天候の心配される中、今回は電車で棚田に向かう。
早朝の電車は結構混雑しています。まあ座れる程度の混雑だが、ガラガラという訳では
ありません。それでも、伊東を過ぎると何となく田舎に来たなと思わせるようなのどかな
車中の風景に変わってくる。
自動車で行くのも良いけれど、電車で行くのも良いものです。

ところで、心配なのは天候である。
伊豆半島に入るあたりから雨は本降り、蓮台寺で降りバスに乗り、松崎のバスステーション
に着いた頃には、雷も鳴っている天候である。
これで本当に稲刈りをするんでしょうか?

宿に着き、すこし休憩していると天候は収まっていく。
棚田に上がり、午後の稲刈り開催の頃には、青空が出てくるようになる。
今回は不思議なめぐり合わせである。この後、日曜日まで天候は良く中秋の名月も拝む事が
出来ました。

今年の稲は、天候不順ながらも「伊豆の棚田」は温暖な気候のせいか、稲はすくすくと
成長している。鎌で刈る時、稲の束を握るが時々束が太くて握れない事もある。

稲刈り 稲刈り

ところで、天気が上がっていざ稲刈り開始であるが、田植えの時気になっていた事が
また、むくむくと思い出してくる。
わが区画の棚田の広さが他の区画より広いのである。
おまけに今年は、我が区画の参加者は私一人である。という事でいつも以上に人並み以上
に頑張らなくてはならないんである。
また、今年の稲は天候不順ながらも「伊豆の棚田」は温暖な気候のせいか、稲はすくすくと
成長している。鎌で刈る時、稲の束を握るが時々束が太くて握れない事もある。
という事は、今年の稲刈りは結構大変、過酷という事になる。
また、いつもは地元の指導して頂ける方は数名いて手伝っていただけるのだが、今年は一人
その方もあちこち指導しなくてならないので、手伝っては頂けない。

稲刈り 稲刈り

初日は、日が暮れるまで頑張って終わらせようと思ったが、あと少しを残して終了。
さあ、これから温泉と美味しい宿の料理である。

さて、二日目。
今日は早く終わらせておにぎり貰って、手漕ぎボートで海に出てかわはぎ釣りをするんである。
早々に稲刈りをする。
と、今日は手伝って頂ける方が現れた。地元の高校の先生、それも生徒と間違えそうな若い
女性の先生、実際にずっと生徒だと勘違いしていました。
尤も向こうも地元のオジサンと思っていたらしく、おあいこである。
その先生に手伝って頂き、予定より早く稲刈りを終了する事が出来ました。
さあ、今回も思いっきり釣りができるぞ!!









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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。