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NO,001

■ 棚田の田植え 2014

  5月17日・18日

今年も田植えの季節となった。
今回は、見学と手伝いで長年の友人 Yさん夫婦がやってくる。
来年定年を迎えるにあたり、前からやってみたかった米作りに参加されたいとの
事で、伊豆の棚田に来てみたいとの事、大歓迎である。

さて当日、今回は快晴である。
いつものように電車で蓮台寺まで向かう。ここからバスで松崎の町まで・・・
さらにバスを乗り継いで、石部の集落まで向かう。
石部に到着すると、見事な富士山。気持ち良いね。

田植え 田植え

今年もいつもの民宿は満員で泊まれない。
いつも泊まる民宿が棚田のリピーターの人が多く泊まるようになり、その方々が、
来年の田植えや稲刈りの予約を前年にするようになったらしい。
相変わらず、こちらは日程が決まるまで行けるかどうかわからないし、一人なので
気が引ける。
なので、以前お世話になったもう民宿はやっていない家に無理矢理お願いして、
民泊させて頂いている。
今回、もう一組泊まりたい方がいるのでと相談したが、さすがにそこまでは無理との
事なので、Yさん夫婦は、松崎の温泉旅館に泊まる事となる。

さて、田植えである。
今回の予定は、Yさん夫婦の助っ人がいるので、田植えは早く終了出来そう。
で、夕まずめ狙いでかわはぎ釣りである。
明日は早朝にかわはぎ釣りに行き、その後は、Yさん夫婦と一緒に隣の岩地のイベント
に行こうとの魂胆である。

Yさん夫婦と石部で待ち合わせをして、棚田の手前の廃校となった小学校に向かう。
ここで、Yさんの車を駐車して、送迎車で棚田に向かう。Yさん夫婦にとっては初めての
風景、感動されていました。誰でも初めて見ると感動する風景である。
棚田に到着すると丁度開村式が始まったばかり、棚田保存会の会長である周蔵さんの
話を聞き、田植え開始である。
今回の田植えの場所は水車小屋の近く、去年もこのあたりだった。田植えする場所は、
適当な広さで、三人で田植えすると約2時間で終えられそうな広さである。

大漁祭り 大漁祭り

さて、田植えを終了して各々分かれて宿に向かう。
かわはぎ釣りに行き、温泉に入り、今回も宿の夕食を堪能し、ぐっすりと眠る。
ああ、しあわせである。

さて、翌日。隣の岩地のイベント「大漁祭り」に向かう。
いつもは、ちょっと見て帰るのだが、今回はYさん夫婦も一緒なので、楽しんで頂こうと
無料で配られる鰹料理の列に並んでみる事とする。
この行列、大変な人数である。こんな大人数で散々並んで、一皿食べてお仕舞いと
いうのは、どうよ!といつもは横目で見ていたのだが、並んでいると、このシステムの
説明があり、午前10時から午前11時半の間何回お代わりをしても良いんだそうである。
今まで、全然知りませんでした。
結局、鰹の刺身3皿、鰹の焼きほぐし2皿、うしお汁1杯、おまけにイカとキビナゴとエボ
ダイのバーベキュー1皿を頂く。
凄い大盤振る舞いである。また、来年もここで並んで食べよう。

今回、初めて参加したYさん夫婦、とっても気に入ったようで稲刈りも来たいとの事、
この秋がまた楽しみである。











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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。