稲刈り
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NO,002

■ 棚田の稲刈り 2014

 10月 4日・ 5日

今年の稲刈りの季節となった。
今回も、見学と手伝いで長年の友人 Yさん夫婦がやってくる。
前からやってみたかった米作りに参加されたいとの事で、田植えの参加頂いたが
すっかりと気に入ったご様子である。
棚田のファンが増えてよかった。

さて当日、今回は台風が来ている。
本当の稲刈りやるのかなぁ〜と心配だったので、木曜日に町役場に電話して確認
すると、予定通り稲刈りをするとの事、本当に大丈夫なんでしょうか?

で、いつものように電車で蓮台寺まで向かう。ここからバスで松崎の町までむかう。
さらにバスを乗り継いで石部の集落まで向かうのだが、今回、稲刈りの翌日に青魚の
釣りをしようと思っているので、松崎町の釣具屋でコマセ餌を調達する。
ついでに、前回来た時に壊れた田足袋を買おうとスーパーマーケットに行くが、売って
はおらず、まあ、万が一の為に地下足袋を持ってきたので、それは良しとして、宿で、
飲む日本酒を酒屋で買う。
色々と買い物をして、バスターミナルに向かうと石部方面に行くバスが出たばかり。
先ほど、バスの時刻表をみたら、その後30分後にもバスがあるので、大丈夫である。

で、30分経ってもバスは来ないので、もう一回バスの時刻表をみると、30分後
ではなく、1時間半後。見間違えてしまいました。
そういえば、毎回来ているので、そんなにバスの本数がある訳が無い事は知っては
いたのだが、バス便が増えて便利になったんだと勝手に勘違いをしていました。

石部の港で待ち合わせをする予定の自動車でやってくるYさん夫婦に電話をしたら
丁度、松崎町の宿に着いたとの事、お願いして便乗させて頂き、無事石部に到着する。

棚田 棚田

今年もだが、いつもの民宿は満員で泊まれない。
なので今回も、以前お世話になったもう民宿はやっていない家に無理矢理お願いし、
民泊させて頂く事に・・・
棚田人気で宿泊する人が増える一方、民宿を閉める宿が多い。
まあ、棚田で年二回くらいしか来ない客相手に民宿をするのも割が合わないんでしょう。
ここ数年は、隣の雲見や岩地や松崎町に泊まる人も多いらしい。ちなみに、雲見を、
通ったら、こちらも宿も満員と立て札がありました。

さて、稲刈りである。
Yさん夫婦の助っ人がいるとはいえ、稲が育って10倍に分けつしたので稲刈りは、
田植えに比べて、手間が掛かる。
一通り、稲刈りの方法を教えて、UKIは束ねる方を担当する。

今年は、台風が来ているので、束ねてはさ掛けしても飛ばされるので、束ねたら、
畝に並べていくとの事なので、はさ掛けの竹を組む手間を掛ける手間が無い分楽である。
とは言っても、、それを今度は地元の方が台風が過ぎた後に、はさ掛けの竹を組、掛ける
手間が残っている。地元の方も大変である。

稲刈り 稲刈り

さて、田植えを終了して各々分かれて宿に向かう。
今日はゆっくりと温泉に入り、今回も宿の夕食を堪能し、ぐっすりと眠る。
ああ、しあわせである。

さて、翌日。
見事に夜半から降り始めた雨がずっと降り続いている。
今回の台風は大型で、雨量も24時間で300ミリを超える可能性があるとの事である。
伊豆の山道は、雨量が200ミリを超えると通行止めとなってしまう。
ひょっとしたら、帰れなくなるかもしれない。もちろん、釣りどころでは無い。
早々に引き上げるのが得策である。

宿のおじさんに松崎町のバスステーションまで送って頂き、バスに乗り、無事下田に
到着する。
ここからは、伊豆急行伊東線で伊東駅まで行き、途中下車する。
ここで、美味しいラーメンを食べて塩辛といなり寿司を買うのが、いつものお約束である。

伊東駅に着くと、閑散としている。
台風の影響である。が、ラーメン屋はいつものように行列である。凄いね、ここの人気は。
で、ラーメンを堪能してから塩辛を買いに行く。
ずっと無添加の塩辛を買っていた魚屋さんが閉店してしまって、無添加の塩辛が食べられ
なくなってしまうのかと調べたら、別のお店で無添加の塩辛を売っているのを見つけたのが
前回の田植えの時である。
今回もその店で買おうと思い行ったら台風の為に休業との事、残念である。
少々心残りではあるが、その後に買えたいなり寿司のおかげでまあまあ満足である。













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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。