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NO,001

■ 棚田の田植え 2017

   5月20日

今年も田植えのシーズンとなった。

いつものように在来線とバスを乗り継いで、松崎まで向かう。
ここ数年は、JRが発行している「南伊豆周遊パス」を利用し、
電車とバスに乗って松崎まで来るのだが、途中下車出来る事と
何回もバスに乗る事が出来るので、大変お得である。
JRと伊豆急伊東線に乗って、下田駅のひとつ手前の蓮台寺駅
まで行き、ここからは東海バスに乗って松崎に午前10時には
着いてしまう。自動車に乗って行くよりも大変便利である。

さて、今年の棚田の田植えは、日程が直前で変更となった。
当初は、この一週間前の5月13日が田植えの日だったのだが、
今年は天候の具合で、苗の育ちが悪く田植えの日程も一週間程
後ろにずれてしまった。なので当初予約していた松崎のゲスト
ハウスに変更の連絡を入れたところ、その日は貸し切りで満員、
なので、このゲストハウスのオーナーの紹介で素泊まりの宿を
ご紹介頂いた。
この宿は海岸のすぐ近く、大きなホテルとホテルの間に有り、
絶好のロケーションである。さらに、温泉が源泉掛け流しで、
24時間入浴可である。
今度からこちらに泊まろうかしら・・・

全景 水車小屋

で、肝心の田植え。松崎からバスに乗り石部へ。
以前お世話になった民宿のおとうさんとおかあさんにご挨拶し、
棚田保全の会の会長さんである周蔵さんの奥様にご挨拶をする。
そして、町役場の送迎車に乗せて頂き、棚田へと向かう。

開村式の時間となる。
今年から棚田保全の会の会長さんが、周蔵さんから靖さんへと
引き継がれたそうである。何でも、周蔵さん、病気と怪我で、
堂ヶ島の病院に入院との事、つい先々月に電話でお話をしたの
にUKIは今日まで知らなかった。
周蔵さんもご高齢なので、病気と怪我が心配である。

参加者 挨拶

田植えは、ここ数年同じ田圃で行う。
この場所は、ずっとオーナーで参加しているリピーターの方用
の田圃のようで、棚田の上下隣の方は、毎年訪れる顔見知りの
方々ばかりである。なので、いわゆるベテランの部類に入るの
か、いつもほっぽりぱなしである。
なので、黙々と田植えを行う。
終わり頃、地元の女性の方に助っ人で田植えを手伝って頂いて
午後3時前に無事、田植え終了である。

さて、これからは港の温泉に入って汗を流し、着替えをして、
バスに乗り雲見まで行き、鰺の干物を買って、松崎に戻るバス
が来るまで、海岸近くの川沿いのベンチで缶ビールを頂く。
そして、宿に帰って、源泉掛け流しの温泉に浸り、スーパーで
買った地元の刺身と、はやまのはんぺんとおにぎりで夕御飯を
頂き、ぐっすりと眠る。
明日は海釣り、そして帰りは、伊東駅で途中下車をして塩辛を
買い、午後5時前から開いている魚料理のお店で刺身をつまみ
に一杯、そして、美味しいラーメン屋で締めてから電車に乗り
家路へと帰る。極楽のようなであ2日間であった。














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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。