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NO,003

■ アイガモ無農薬米トラスト 稲刈り2018

   9月22日

いつも、「伊豆の棚田」の稲刈りと「茨城あいがも米トラスト」
の稲刈りの日程が重なり、自分の決められた区画を自分で田植え
と稲刈りをする「伊豆の棚田」の稲刈りを優先してしまい、どう
しても「アイガモ無農薬米トラスト」の稲刈りには、参加出来が
ないでいた。しかし、今年はその稲刈りの日程が重ならなかった
ので、「アイガモ無農薬米トラスト」の稲刈りに、参加をさせて
頂く事となった。

 雨上がりでまだ路面が濡れている中、土浦駅から稲刈りの田圃
が在る霞ヶ浦迄、ランドナーで向かう。
勿論、自宅からずっとランドナーで走っていった訳では無くて、
輪行で土浦駅迄は、JR常磐線に乗ってである。

 土浦駅に降りると、ここ最近、筑波から霞ヶ浦にサイクリスト
を呼び込もうと、サイクリストの為の色々な施設が充実している
為か、駅前には多くのロードバイクを持った人々がいる。皆さん、
此方から霞ヶ浦を目指して走るのであろう。UKIもランドナー
にと跨がり、霞ヶ浦を目指すのだが、多くのロードバイクの方々
とは違う道を進む。
多くのロードバイクの方々は、反時計回りで進むが、UKIは
その反対の時計回り。そして、霞ヶ浦沿いのサイクリングコース
では無くて一般道路。
その訳は、時計回りで行くと田甫は遠回りなのと、目の前を走る
ロードバイクを追い抜いたものの、それに意識が集中して、サイ
クリングコースに曲がる所を通り過ぎてしまったからである。

 久しぶりに走る一般道路は、自動車の数も少ない。
その緩いアップダウンの道を心地良く進み、霞ヶ浦大橋を越えて
稲刈りの田甫に到着する。
そして、今晩泊めて頂く農家の方のお宅に荷物を置き、集合場所
である地区センターに向かう。

お昼ご飯 さつまいも

 地区センターは、広い厨房と会議室が有る。
「アイガモ無農薬米トラスト」の参加者が、一同お昼ご飯を頂け
る施設となっている。ここでお昼ご飯を作る組と、稲刈りをする
組に別れて、各々の作業を進める。

 久しぶりに、この「アイガモ無農薬米トラスト」稲刈りに参加
をしたが、小さいお子さん連れの家族が多く参加されている。
お米造りの様子を体験させてあげたいのだろう。

稲穂 彼岸花

 さて、田甫には、はさ掛けのパイブが設置されていて、ここに、
皆さんが手刈りした来年の種稲用の稲を掛けていく。その他の稲
は、コンバインで刈取り、脱穀して、袋に入れていく。
後で乾燥機に掛ければ、1日で乾燥が終わり、籾摺すれば玄米の
出来上がりである。

 で、お昼となり、皆で会食である。
メニューは、地元の野菜と卵を使ったサラダと、あいがも入りの
カレーライス。勿論、お米はあいがも米である。そして、お萩と
葡萄。

 午後は、稲刈りの続き。
そして、かかしの撤収。

 子供達は、初めて間近で見る大きなコンバインや、それを運ぶ
為の荷台が傾斜するトラックに夢中である。
勿論、大人達も子供に負けずに・・・

 雨上がりで田甫はぬかるんではいたが、薄曇りの過ごしやすい
稲刈りの一日であった。





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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。