荷物
富士山
遠景
遠景
田植え
田植え
田植え
空
田圃
田圃
港


■ 伊豆の棚田の田植え2019

   5月18日

棚田の田植えである。
今年も天候に恵まれて、快晴の中、JRから伊豆急伊東線に乗り継ぎ、
蓮台寺からバスで松崎町迄、そして、松崎町の宿に荷物を置いてから、
また、バスに乗り石部迄向かう。

 以前、お世話になっていた民宿に挨拶に伺うと、ご主人、圧迫骨折で
腰痛が酷いとの事。ご高齢とこの症状から、直す事が出来ずに痛み止め
を飲んでるとの事、若い頃は、トラックの運転手をされ、手漕ぎボートでの
アオリイカ釣りでは、名人といわれたこの方も、今では歩く事も大変なのだ
そうである。
石部の方々は、美味しい空気と海山の幸と温泉に浸かる生活からか、
長生きをされる方が多いが、山道が多いせいか、腰、膝を痛める方が多い。
この宿の奥さんも、膝が痛くなり、民宿を続ける事が出来なくなってしまった。
でも、膝が痛いのをおして、斜面にある畑に毎日出掛ける元気さはある。
皆さん、ご高齢の割には寝たきりの方が少なく、この地は、健康に良い土地
なのだろう。

さて、ご挨拶も早々に、棚田に向かう送迎の車が来る公民館前に向かう。
今年は、送迎をしてくれる町役場の方が、早々と待機されていた。
ここ数年、担当される町役場の方々が若いのが目立つ。
以前、若い町役場の方に伺ったら、町村合併の計画があって、人員削減の為
に、何年間も新規採用を行っていなかったのが、その計画が中止になったの
で、足りない人員を補強する為に、ある年から新規採用を増やしたのだとの事。
さらに、高度成長期に採用された方が、定年を迎えて、人の入れ替わりが多く
なった為、若い職員が目立っているのだそう。
代が変わって、若い方の働き口も増える事で人口減少も減り、活気が出る事
を願うばかりである。

田植え 田植え

 さて、田植え。
明日は、海釣りなので、今日中に田植えを終わらせたいので、開会式前に、
早々と自分の持ち分の田圃に向かう。
ここ数年、同じ区画の田圃である。

同じ場所だと、作業のペース配分も分かり、大体どのくらいで終了するか
が分かってくる。今年は、田圃の水の量もいつもと違って、多くはなく適量の
水深である、なので、植えた苗が水に沈む事なく、テキパキと田植えがすすんで
いく。

 で、午後3時前に、早々と田植えは終了する。
あたりを見回すと、若いグループの方が多い事に気が付く。
ここのオーナーの方たちも、世代が変わり、若い方が多く参加する事になった
のであろう。UKIの分担する田圃の上の田圃に、何年か続けていらっしゃって
いたオーナーの方も今年はいらっしゃらずに、新しいオーナーの方がその田圃
に入っている。ご挨拶をすると、今年初めての参加との事。
どんどんと若い方々が参加されれば、この棚田もずっと維持される事であろう。

燕 燕

 さて、早々と田植えが終了したので、いつもは、港の露天風呂に浸かって
汗を流し、雲見までバスで行き、そこで鯵の干物を買って松崎迄戻るのだが、
明日は、鯵釣りなので、今年は鯵の干物はパス。港の露天風呂もパスして、
早々と松崎迄バスで戻り、宿の温泉にゆっくりと浸かろうと思ったのだが、
バスの便を見ると、1時間半後迄バスは無し。

さて、どうしようと、バス停の建物の中に入り、椅子に座ってぼんやりと
していると、盛んに燕がバス停の建物に出たり、入ったりしている。
何だろうとバス停の建物の中の天井を見ると、壁と天井の間に燕の巣がある。
そこに、何羽かの燕の雛の黒い頭が見える。
どうやら、此処で子育てをしているようである。

バスは当分来る事はないので、暇にあかして燕の子育ての様子を観察
する事とする。見ると、二羽の親燕が交互に飛び立ち、いつも一羽が巣にいて、
見守っている。そして、もう一羽は餌を探しに飛び回っているようである。
そして、その飛び回る親燕は、、およそ3分程で帰ってくる。
暇なので、ずっと見ていると、毎回必ず3分の間隔で戻ってくる。
つまり、毎回確実に3分で餌となる虫を捕まえて、戻ってくるんである。
これ、凄い事である。
なかなか来ないバスを待ち、感心しながらも飽きる程燕を観ていたUKIであった。



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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。