蓮
蓮
チコちゃん
キウイ
畑

NO,005

■ アイガモ無農薬米トラスト 流し素麺と蕎麦撒き

    8月24日

お盆も明け、暑さもひと段落となった8月中旬、アイガモ無農薬米の
イベントに参加した。

 今回は、初の試みである流し素麺をやる事となった。
竹林から竹を切って割り、ふしを抜いて樋のようにして、そこに素麺を
流す。涼やかな中にも風情を感じる催しものである。
そして、その後は畑に蕎麦を蒔いて、冬の蕎麦打ちを楽しもうとの魂胆
である。

 とはいえ、流し素麺の準備は、蕎麦チームにお任せして、今回は
素麺は食べるだけ。そして、その後の蕎麦撒きはお手伝いである。
暑い中、事前に準備頂いた皆さまに感謝すると共に、美味しい所だけ
を頂くという、何とも申し訳無い参加の仕方である。

流し素麺 流し素麺

 で、午前10時過ぎに皆さんが集まり、離れで準備を始める。
事前に割って樋状にした竹を並べて、竈に火を付け、お湯を沸かして
素麺を茹でる。一方、台所では、天ぷらを揚げる。さらに、流し素麺の
脇には、バーベキューコンロを出して、アヒルの肉と野菜を焼く。
今回の参加者は、約10名弱。
お盆のお休みの流れか、はたまた暑いからか、今回は参加者は少なめ。
なので、流し素麺は食べ放題状態である。

蕎麦撒き 蕎麦撒き

 さて、食事の後は、畑で蕎麦の実を蒔く。
最初に管理機で溝を作り、そこに蕎麦の実を手作業で蒔き、土を被せる。
そして、その後は、管理機のタイヤをローラーに換えて、圧着させる。
これで、二週間程したら、蕎麦の芽が出てくるはずである。

畑の隣には、キウイが実っている。
が、食べられるようになるには、あと3ケ月以上先となる。
成っている実を間引いたとの事だが、それでも沢山実が付いている。
初冬の蕎麦打ちの時は、このキウイも収穫出来そうである。
また、この冬が楽しみである。



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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。