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全景
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NO,006

■ 伊豆の棚田 稲刈り2019

   10月 5日

伊豆の棚田の稲刈りである。
思えば、棚田保存が発足して20年近くは経つ。その保存を行う
オーナー制度が始まる前年の2001年から、棚田に通っている。
発足当時からの参加者は、ほんの僅かとなったらしいが、自分で
もよく続けていったものだと思う。

棚田 棚田

 さて、日本海を北上した、台風から熱帯低気圧に変わった強い
風が吹いた翌日、冬でも良く晴れた日にしか臨む事しか出来ない、
南アルプスと富士山が、今日は綺麗に見渡せる。
冬の時期に見る事が出来る、雪を被った富士山では無く、雪の全く
無い黒々とした富士山を望むのも、これ又、珍しい景色である。
そんな秋の一日、この時期には珍しい真夏日となった中を汗をかき
ながら、豊かに稔った稲を刈っていく。

今年の7月は雨が多く、気温も上がらず、稲の生育が危ぶまれた
が、8月、9月は、例年に無い暑さで稲は持ち返して、たわわに、
稔っている。その豊かにした分決太い稲を刈り取り、束ねて竹の
はさ掛けの台を組み、刈った稲をはさ掛けをする。

稲刈り 稲刈り

 約3時間少し掛かり稲刈り作業を終えて、松崎の宿に向う。
明日は船で沖釣りである。カンパチやワラサが来ているそうである。
明日の沖釣りが楽しみである。



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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。