アースディトーキョー

NO,001

■ アイガモ無農薬米トラスト アースディトーキョー2021

    4月17日・18日

 リタイアした後で自由な時間が出来たので、今迄はあまり
積極的に参加していなかった「茨城アイガモ水田トラスト」
のお手伝いをする事となった。そして、今迄はトラスト会員と
して時々、遊びに行っていた「茨城アイガモ水田トラスト」が
設立から毎年欠かさず出店している「アースディトーキョー」
に説明員としてスタッフ参加する事となった。

 当日、雨が予想される中、午前8時に現地に到着をして、
設営開始である。他の「茨城アイガモ水田トラスト」世話人の
皆さん、毎年出店されているので手慣れた感じで設営をされて
いて開始時間の午前10時には、万全の体制でスタートを切る
事となった。

ブース 会場

  この「茨城アイガモ水田トラスト」。安全安心なお米を、
食べたいと思う人達が、そのようなお米を育ててくれる農家
の方と一緒に提携して費用をトラストという形で支払って、
お米を頂くという仕組みを取っている。
そして、農作業を見学するイベントを実施してお互いが知識
を共有してコミュニケーションを取るという取り組みである。

 アジアで昔からあるアイガモ農法という、アイガモに、
田圃の虫や水草などの雑草を食べてもらう事で、殺虫剤や除草
剤を散布せず、害の少ない環境で安全安心なお米を育てるもの。
UKIは、設立当時から、このトラストの会員になっているの
だが、同時に伊豆で、水害から集落を守る為の棚田を維持整備
する会にも参加をしている。、こちらは、会員に割り振られた
棚田のスペースに、会員自らが田植えと稲刈をしなくてはなら
ないので、ふたつの会の日程が重なる事が多くなると、棚田の
作業が優先されて事となり、今迄はあまり「茨城アイガモ水田
トラスト」の行事には参加する事が出来なかった。


会場 盛況です

 さて、今回のブースは目立った場所だったので、多くの方
が立ち寄って頂けた。安心出来る食材を探していたり、アレル
ギーやアトピーに悩んでいて、そのような症状を発生させない
ような、安心して食べられる食材を求めて方、アイガモ農法に
興味を持つ学生の方、アイガモのぬいぐるみや案山子に引き寄
せられた小さなお子さんを抱いた家族連れの方々などが、興味
を持って来店されていた。既に会員になられている方も応援に
来場して頂いた。
また、その場で販売をしている、アイガモ農法で収穫したお米
を使ったおにぎりやポン菓子や揚げ煎餅や日本酒、そして同様
に、遺伝子組み換えの無い、安心安全な大豆を栽培する農家を
応援をし、その大豆で作ったきな粉などの販売を行った。
こちらは、食べて頂き、安心安全なだけで無く食味を確かめて
頂き、気に入って頂いたらトラスト会員になって頂こうとの、
思いで販売している、目玉商品でもある。

 初日は、霧雨程度。翌日は、風が強いながらも快晴の天候
に恵まれ、楽しい一時を過ごす事が出来た。
これにより、新たな「茨城アイガモ水田トラスト」の会員が、
増え、次世代の若い方々が世話人となり、これからも継続して
続く市民団体となれば良いなと感じるUKIであった。




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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。