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NO,003 |
■ アイガモ無農薬米トラスト 収穫祭 2021
11月14日
このコロナ禍で、2年の間中断となった茨城お米造りイベント
が、ようやく再開となった。
このコロナ禍なので、感染防止の為に食事は黙食、マイ食器を
使い食べ終わったら、ウエットティッシュで食器を拭いて、ゴミを
出さずに自身で持ち帰る。調理場は、調理する人のみが入り他の人
は立ち入り禁止、配膳は調理した人が、一品毎にテーブルに着席を
した一人一人の食器に配るといった方法を取り行われた。
考えてみると、これって禅宗のお坊さんが、修行時に食べる時
の作法によく似ている。そんな厳かな雰囲気で料理を味わった。
食事の後は、アイガモ米を造ってくれた農家のKさんによる、動画
で見るお米造りの1年。このコロナ禍で、田んぼに来たくても来れ
ないトラスト会員の為に、その折々の様子を動画にまとめて発信を
して頂いていたものを順番に観ながらのプレゼンテーションがあり、
改めてお米作りの段取りを知る事が出来た。
そして、このコロナ禍が、Kさんをユーチューバーにしてしまった
のである。
そして、サプライズ。
今年で20周年となる、アイガモ無農薬トラストのひと区切りとして、
アイガモ米を造ってくれる農家のKさんとTさんと、発起人であり、
会の代表であるHさんを表彰し記念品を渡す授与式を行われた。
自治体や企業のバックアップ無しで、市民が自主的に行う活動が、
20年も続く事は稀である。そんな活動を支えてくれた3人に対し、
世話人会が内緒で進めていたサプライズであった。
天候にも恵まれ多くの方が集まった収穫祭イベント、来年は、
以前と同じようなイベントが開催出来るようになって欲しいもの
である。
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