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棚田
全景
全景
棚田
田植え
棚田
棚田
海
海
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堂ヶ島

NO,002

■ 伊豆の棚田 田植え 2022

    5月21日

久しぶりの棚田の田植えである。
一昨年は、コロナ禍で人が集まるのを避ける為、田植えは地元の
方が行い、昨年は、大事を取田植りえに参加するのを辞退させて
頂いた。なので、3年振りの田植えである。

さて、今回は、畔塗りでお会いした方から教えて頂いた棚田
の展望台に近いバズ停から歩いて向かう。今迄は、下から棚田迄、
約1時間を掛けて、標高300m以上歩いて上っていたのだが、
このバス停から歩いていけば、約15分で棚田に到着をする。
また、上りもそれ程では無く展望台から先は平坦な道で、さらに、
棚田へはそこから下るので楽である。この1日1本ある下田行き
のバスに乗ればこのバス停を通るのである。それ以外のバスは、
そのバス停の手前が終点となるので、このバスしかその停留所に
は行かない。そして、そのバスが唯一午前中に棚田に到着する事
が出来るバスなのである
展望台から棚田を望む。
今日は生憎の曇り空。富士山は見えない。
が、曇り空の方が田植えには向いている。陽の光が棚田に張った
水に反射して眩しい晴天の日だと、作業がしんどいし、汗もかく。
今日のような涼しくて曇り空の日の方が、田植えには有難い。

全景 棚田

 田植えを早く終わらせたいので、早々に自分の持ち分の棚田
で田植えを行う。ここのオーナー制度、原則として自分の持ち分
の棚田は、自分で田植えを行い、自分で稲刈りをするシステムで
ある。とはいえ、都合が悪くなった人や慣れない人には、地元の
方が代わりに作業を行って頂いたり、手伝ってくれる。

作業を早く終わらせたいと思っている人は、UKIの他にもいて
午後1時の田植え祭の開会式を待たず、午前中から田植えをして
いる人も多い。そんな人の為なのか、以前は無かった大きな
スピーカーをふたつも出して、田植え作業をしている人に開会式
に挨拶が聞こえるよう工夫をされた。大きくて重いスピーカーを
運ぶ、町の役所の係の青年はご苦労様である。

田植え 田植え

  さて、順調に田植えを終えて、予定よりもかなり早く終了を
した。今から下迄下れば、バスに間に合いそうである。
が、残念ながら、下に到着したのは、バスが行った5分後。次の
バスは2時間先である。
さてどうしたものか?
ここでボ〜と2時間待っているのも詰まらないので、歩いて
町迄戻る事とする。もし、途中で疲れたら、途中のバス停でバス
が来るのを待てばよいのである。

この道は、自動車で何回も通り、また自転車では1回通った
が、歩いたのは初めてである。自動車だと早々気に入った場所で
停まって、綺麗な風景を写真に撮る事は難しいのだが、歩きだと
どこでも写真を撮る事が出来る。歩くのを止めればよいのである。
そういう意味では自転車も漕ぐのを止めればよいのだが、以前に
自転車で走った時は、南下したので、海側の車線では無く、更に
グループで走ったので、無暗矢鱈に好きな場所で停まる訳には、
なかなかいかなかったのである。

2時間は歩くかなと思ったのだが、1時間少しで町迄着いた。
案外と距離は無いんだなぁ〜と、今迄30年近く通っていて今回
初めて知ったUKIであった。








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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。