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棚田

NO,003

■ 伊豆の棚田 稲刈り 2022

   10月 9日

久しぶりの稲刈りである。昨年もコロナ禍で感染者が急増
したので、田植えも稲刈りも不参加としたのであった。
今年は、そのコロナ禍も落ち着き、畦塗りと田植えに伺った。
そして、稲刈りもと、なったのであった。

空気が澄んで、富士山や対岸の富士市の街並みの様子迄、
綺麗に見渡せる海岸沿いの道をバスに乗って、棚田の在る石部
迄向かう。田植え以来の棚田である。

さて、棚田に到着して、稲の様子を伺う。今年の稲は順調
に育ち、今日の稲刈りの日は倒れている稲が一本も無い。今迄
で一番状態が良い稲である。と、はいえ、この夏の大雨で棚田
の一部では被害もあり、棚田に向かう道も崩れて自動車が通れ
ない事態となってしまった。なので、棚田に行くには石部から
徒歩で行くか、又は、大廻りして雲見から行くしか無い。
復旧のメドはたっていないとの事なので心配である。

棚田 稲刈り

 さて、稲刈り。
受付を済ませ、鋸カマを借りて自分の区画の稲を刈る。
倒れている稲が無いので楽に稲を刈る事が出来る。また、泥濘
も一昨日の雨の影響も少なくて、足を取られる心配も無い。
暫し稲を刈り、束ねて畦に並べていると、地元の棚田保全の会
の方が稲刈りを手伝ってくれる。今日の天気予報では、午後に
なると雨が降ってくるとの事。雨が降らないうちに、稲刈りを
終えてしまおうとの事のようである。

刈り取り 束ねる

  おかげで、稲刈りとはさがけの櫓作りを行い、昼前には
刈った稲をはさがけして、稲刈りを終了する事が出来た。
更には、棚田から徒歩で下った海辺の石部のバス停に、バスが
到着する10分程前に着き、そのバスに乗って松崎に着いて、
スーパーと桜葉餅を売っている和菓子屋に寄って、宿の温泉に
浸かって、下田行きのバスに乗ろうとバス停に着いた時間が、
1時間に1本のバスが来る8分前であり、下田に着いたら電車
が出発する40分前で、改札横に在る海鮮レストランで昼ご飯
を食べる事が出来た。
珍しく乗り継ぎの待ち時間無くスムーズに帰る事が出来た。

また、来年の棚田が楽しみである。









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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。