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柿
人参
栗
小麦の小石取り
メンバー

NO,003

■ 三度目の畑

 9月20日

今年は、仕事が忙しくなかなか畑に行けなった。
ようやく日程があって今年三度目の「上州の畑」である。
今回なんと!我が「援農草刈隊」オリジナルメンバーほぼ全員参加である。
「上州の畑」3年目にしての快挙??である。皆さんどうしたの?

ところで本日のメニュー、作物の端境期にも関わらず、沢山有ります。
@ 産直店で野菜等を物色、都会の物価の半分くらいの値段で売ってます。
  おまけに新鮮取れたて!(近くの農家が畑から持ってくるので当たり前)
A 大型DIT店で鶏糞・油糟・化石貝を購入。
  総量約120Kgを車の上のルーフキャリアに積む。タイヤ沈んでます。
B 畑の草刈り。
  我が援農草刈隊の人気の高い草刈機、今回はUKIがゲット。
C 柿もぎ。
  すこし早いんだが、結構熟している。
D 茗荷取り。
  もう旬を過ぎつつある茗荷を収穫、これが小麦に次いで人気の作物。
E タマネギの小さな球根を植える。
  来年に向けてひと畝植えていく。
F 今回のメインイベント 脱穀した小麦の小石取り。
  これが本日最も辛い作業となる。
G 温泉で疲れた体を労わる。
殆んどこの為に来るのでは思われる程、極楽のひと時である。
H 蕎麦屋で昼食。
  饂飩の里でもあり、蕎麦の里でもある。ついでに野菜の天麩羅も食す。


畑全景 柿もぎ

  小麦も刈り取りが終わり、畑の半分以上は何も植えていません。
まわりの農家の畑は、次の作物や肥料用の麦などが植えてありフル稼働
している。申し訳無いような贅沢なような気分である。

草刈機久しぶりである。雑草も余り背が高くなく少々物足らない。
久しぶりなので、ストラップの扱いや体が慣れずに腰が痛い。でも気が付
いたら2時間みっちりと草刈りをしていた。

我が「援農草刈隊」各々各自自分のペースで仕事しています。
一年振りのBON先生は私と同様、もう1台の草刈機で草刈。ブンブンや
ってます。まこさんとプチコマダムさんはチマチマと鎌を持って葱やモロ
ッコインゲンの周りの雑草を丹念に取っています。
よゐこは、UKIとBON先生が刈り残した雑草を鎌で丹念に取ってます。
この人、見かけによらずに細やかである。
体育会系サラリーマン氏は柿もぎに夢中である。本日の夢中大賞はこの人
に決定。なぜなら、最後までみんなが引き上げても一人で柿もぎしていた
からである。



 さあ、本日は最後にメインイベント「脱穀した小麦の小石取り」である。
麦刈りした際に根っこごと取れた小麦の束があり、脱穀時に小石が混じっ
た為である。小麦と同じ大きさの小石や土の塊が有り、結構大変である。
また、大変地味な辛気臭い仕事でもある。みんなで車座になる事2時間、
最初は余りに辛気臭いので、世間話でもしながらという事であったが、
段々みんな真剣になり、蟹をつついている時の如く段々無口になり没頭
してくる。変なメンバーである。
しかし、この仕事やっと終わっても達成感が有りません。
「なんか、疲れたね」という感じ。
草刈りや田植え、小麦刈りや稲刈りなど終わって畑や田圃を見回して、
ああ終わったと思った時には、かなりの達成感があるのだが、不思議で
ある。多分見渡せる場所が無いのが原因ではと考える。来年は出来たら
「脱穀した小麦の小石取り」はやらなくとも済ませたい。

最後に珍しくほぼ全員参加なので、本牧マダム3人からなるNP倶楽部
と6人の援農草刈隊全員で記念写真と相成った。


収穫
畑:茗荷・柿・人参・モロッコインゲン・白瓜
頂き物:枝豆・茄子





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地の巻 上州の畑
プランターでの野菜作りに限界を感じたUKIは、友人の主宰する畑に参加。
その上州の畑での様子、畑の四季をお伝えします。