マルチ張りユニットを付けた管理機

NO,002

■ マルチ張り2008年2月

 2008年 2月17日

「浦和の畑トラスト」2年目の最初の畑である。
今年は、昨年と比べると若干参加者は増えたものの、まだまだ少ない。PR不足なのか?
または、まだ畑に充分肥料が行き渡らないのを見越して、収穫物が大きくなったら参加
しようと目論んでいる方が多いのか?またはまだ寒いしね。年度末で忙しいし、今獲れる
収穫物も少ないしね。
でも、2年目今年の畑は違います。鶏糞沢山入れたし、昨年の雑草を漉き込んで土も何回
もならしたし、昨年から比べるとふかふかの土に変わったし、今獲れる収穫物は少ないに
しても、昨年収穫した人参・里芋・やつがしらは沢山ストックしてあるので毎回の楽しみと
なっている。
なによりも、今年はマルチを使う。これで収穫は倍以上となるし、草刈りの手間が全然違う。
段々と畑らしくなっていく予感があります。

今回の作業の中心、「マルチ張り」である。
これは、綺麗にきちんとやらないと見てくれが悪いだけでなく、マルチの機能を発揮する事が
出来ないものらしい。
で、最初にきちんと寸法を測って、畝割りを行う。今年は昨年と違って、管理機で草取りや
おこしが出来るよう充分に間隔を空けて畝割りを行う。その幅は1.5mとする。
これで畝割りを行い、きちんとまっすぐにマルチを張れるよう紐で地面に印を付けて、この印
に合わせてマルチを張るユニットを付けた管理機を慎重に操作する。
少しでも、ずれたり、張り具合が悪いと端がめくれてきたりする。が、慣れてくれば綺麗に張る
事が出来る。今日は、風が強いのでマルチを張るにはあまり適さないが、それでもなんとか
まあまあの見栄えとなる。

マルチ張り マルチに土を掛けて落ち着かせる
マルチに穴を開ける 棒でじゃがいもの入るスペースを作る

マルチを張ったらじゃがいもを植える。
穴開け器で穴を開ける。その後でじゃがいもが入るスペースを作るために木の棒で窪みを
つけていく。これ、結構原始的です。
そこにじゃがいもを入れて、土を掛ける。この時、マルチの穴を完全に塞がなくてはならない。
陽が当たった黒色のマルチと下の土の間ははかなりの高温になるらしい。その熱風がマルチ
の穴の間から噴出してくるらしい。で、肝心の作物が熱風で枯れてしまうらしい。
これは、マルチで作物を育てる際の一番重要なポイントなんだそうである。
同じ、要領でにらの苗と芽が出たにんにくを植えつける。
じゃがいももにんにくもマルチの穴の間隔は30センチ。ちなみにマルチの幅は90センチのもの
穴は二列で互い違いに穴を開けている。

さて、「浦和の畑」今回の作業である。
本日は参加者3名、ついこの間、収穫したばかりなので本日の収穫は少しである。
■ 畝割り作業
今回はきちんと測り、畝割りを行う。
■ マルチ張り
管理機っていろいろなユニットを組み合わせて様々な仕事が出来るスグレものである。
男の子だったら憧れるね。
■ 大根の収穫
大根は小さいが、味は甘い。
■ 農家に預けてあるやつがしらと里芋と人参を持ち帰る
人参がいい味です。売っている人参にはこの味は出ないね。


収穫
畑:大根


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地の巻 浦和の畑
上州の畑がなくなり、もっと近くで野菜を作りたいと思っていたら、
ひょんな事から浦和で野菜作りをする事に。