綺麗な富士を見ながら出船
烏帽子岩の近くでのカワハギ釣り
引いてます

NO,001

■ ツ抜けました

2005年 2月12日 午前7時出船 午後2時沖あがり。

我が家には「掟」が色々とある。
その中で、この時期「禁漁期間」という大変痛い「掟」が存在する。
いつの間にかその「掟」は決まってしまったようだが、12月と1月は、釣りに行って
はならないという「掟」である。
この時期、カワハギやアマダイやヒラメなど白身の美味しい魚が釣れる季節でも
ある。その2ケ月間じっと我慢を強いられるのである。
巷では、カワハギが30枚挙ったとか、アマダイは今年は良いとか、ヒラメは型が
良いとかを聞いても我慢・我慢である。
ちなみに他にどんな「掟」が存在するのかご興味ある方は以下をどうぞ↓
            
◆ 無量庵:人の巻:心に沁みるお言葉: 適当な返事 ◆

そんな「禁漁期間」が開けた2月11日、ようやく今年初めての釣行となる。
お目当ては手近で仲間も多いカワハギ釣りである。
船は、江ノ島から出る。この時期久里浜以外の港ではカワハギ船は殆んどが終了
相模湾方面では、ここの船宿くらいらしい。
で、「岸壁湯沸し隊」の面々といざ鎌倉である。

港に着くと東の空が明るくなってきた。冬至を過ぎて日が序々に伸びてきている。
殆んど風も無い海を船はゆっくりと西へ進む。が、やはり冬、とにかく寒い。
本日は防寒対策万全のつもりである。上は7枚重ね、使い捨てカイロ2枚を背中
に貼る。足には靴下専用、ところでこれは靴下の上側に貼るのか下側に貼るのか
しばし悩む。で、もぞもぞすると気持ち悪いので上側に貼る。これでよかったのか?
さらに今回は、ポケット用小型使い捨てカイロ2個、これは悴んだ手を暖める為。
結果は濡れた手で掴んでいるとすぐに寿命が来てしまいました。

さあ、釣りである。
本日も2本竿、兄弟竿のほうには新しいリールを装着。昨年の「肝大会」の際、
使っていたリールのハンドルが壊れた。これは買い替えの良い口実である。
兄弟竿は右巻リール、硬い竿には左巻リール、交互に使い分けて釣りを楽しむ
魂胆である。ちなみに兄弟竿の銘は「無量庵 爆釣」未だ爆釣した事は無い。
で、まずは硬い竿で叩き釣り。コツコツと魚信はあるが針係りせず。
次に兄弟竿、流して誘い釣り。ぐぐっ・もぞもぞ・くくくくん・かんかんかんと本命
20センチオーバー。なんか今日は幸先良いぞ!!

ぽつぽつと早朝は魚信があるものの、その後は釣れても手のひらサイズ。
ひたすらリリースが続く。9時を過ぎると潮が止まったのか魚信が遠のく。
今日は、自分で剥いた浅蜊をオキアミを用意する。3本針の真ん中にオキアミを
付ける。悴んだ手で浅蜊を付けるのは容易では無い。やっぱり寒い。
何回かポイントを変える。水深は25〜30メーター、程よい深さである。
昼近くなるとまたカワハギの魚信がよみがえる。
今日はぼちぼちと釣れる。時合が無い。まめに竿を出していなければならない。
さて、本日の釣果。
ようやくツ抜けました。リリース含め13匹。
本日の乗り合い、総勢9名中どうやら13匹で竿頭らしい。

本日の釣果:
カワハギ13匹・ベラ多数・キタマクラ多数








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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。